小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

市議会議員選挙の経費

2019-04-22 21:50:38 | インポート
小樽市議会議員選挙の経費はどれくらいかかるのだろう。
その答えは、平成31年度小樽市各会計予算説明書に記載されている。

106ページに記載されている市議会議員選挙費は、76,000千円計上されている。
内訳は、以下のとおり。

管理者等報酬 10,037千円
職員手当等 425千円
臨時雇用者賃金 2,008千円
投票所整理券等印刷経費 1,069千円
投票所整理券等郵送経費 3,960千円
ポスター掲示場関係経費 12,685千円
選挙公営関係経費 35,472千円
管理経費 10,344千円

無駄な経費だという人もいるが、選挙があることによって、市中に金が流れていることは確かだ。

ポスター、パンフを作成する印刷屋さんは特需になるというし、看板屋さんも選挙になれば大忙しだ。
29人が立候補し、それぞれに事務所開きがあれば事務所の各種レンタル、ジャンバーユニフォーム制作、酒屋、仕出し屋、出前、花屋、ウグイス嬢になる花園町のママさんだって忙しくなる。
町内会館は、投票所や個人演説会で使用料が入り、新聞広告、投票用紙類の印刷、タクシー、投開票に携わるアルバイトも数百人単位で雇用される。



選挙は、考えようによっては、経済対策となる一つの公共事業だと言っていいのだ。


ちなみに、市長・市議選挙は、その経費を市が単独で負担しなければならないが、国政選挙であれば国が、知事・道議選挙となれば道が、その経費をそれぞれ全額負担することになる。
つまり、市の懐を痛めることなく、市中に金を回すことができる。
選挙特需を待つ業界は、正直、ないことはないのだろう。













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