小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて19年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

意地を通せば窮屈か。

2010-09-25 04:47:56 | インポート
自分の意見を言わず、感情をあまり表さない人がいる。
控えめなのは彼の良さなのかも知れない。
誰にでもそこそこ人当たりがいい。
が、感情が見えない人はどうも苦手だ。何を考えているのか分からない。
自分が正しいと思う主張は、すべきときにはしなければならない。
そして、自分はこんな人間だと晒すことも時には必要だと思う。


学生時代には色々なバイトをした。
家庭教師、塾の先生、レンタルビデオ屋の店員、引越し屋、スナック、ウエイターなどなど。
その中で一番印象に残っているのが土木作業員。

バイト代は良かった。1日10,000円は当時破格だった。
朝4時に事務所に集合して、そこから車に乗り合って現場に行く。
当時はラグビー部の現役バリバリで、力もあったので重宝がられたと思う。
飲みにも誘ってもらって色んなことを教えてもらった。
バイトの自分たちへの説教、政治に対する不満、わが子のことからピッチャーの起用法まで。
とにかく自分の考え方や感情を直球でぶつける。
学生の自分には人間味溢れるその姿が新鮮で、軽いカルチャーショックを受けた。
色んな世界がそれぞれにあって、それが集合して社会が形成されているんだなと初めて感じた。
そして、人間って面白い!



智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。

住みにくいかも知れないが、それが世の中ってもんだと割り切る。


言うべきときには、正しいと思う意見をはっきりと言える人間に、私はなりたい。