なっていく

人は先生になるのではなく
「なっていく」のかな？なんて思う。
後期の茶道教室でアシスタントを初めて6回目、
前期よりも戸惑って
失敗も多くて
それでもって落ち込むことも多々。
”口調がきつくないかな？”
”どういう言い方をすれば理解できるかな？”
なかなか思う通りにいかなくて
今日もうむむ、だった。

「先生っぽいよ。ぴよすけ師匠～☆」
そうやって茶化してくる友達、
師匠ってなによぉー（苦笑）

毎回わざわざスーツを着てくる子がいる。
彼女なりに懸命に取り組んでいてくれることが、
毎度「ありがとうございました」と帰り際に
最後の最後までそうやって伝えてくれる礼儀さに
ちょっとホッとする。
というか、来てくれることに。
茶道が楽しくなくて来てくれなくなったら…
今は一番覚えることが多くて
ここを乗り越えたら少し見えてくることがあるはず。
もう少し、
毎回1つでいいから自分のペースで体得出来ますように。
どうか私、そんな彼女のペースを見守れますように。