東京新聞で「温暖化懐疑論法廷へ」という記事を見ました。
温暖化が大きな問題とされ、そのすべてがCO2の問題としてこれまで語られてきた感があり、CO2懐疑論があるにもかかわらず、なぜここまで一つの理屈で世界が動かされようとしているのかと不思議でしかたなかったのですが、これで一石投じられたということになりますでしょうか。
それにしても、この問題が損害賠償請求権を争う裁判の場に持って行かれたというのがとても面白いですね。どう考えても、裁判所はこの決着にはなじまないところですから。
ちなみに、法廷闘争になるのは、著書「CO2温暖化説は間違っている」に対する批判で名誉を傷つけられたとして東大などを相手取り損害賠償を求めて提訴したというのです。
でも、名誉棄損は、公やけにされる事実が真実であるか否かはあまり厳密に吟味をしなくても結論が出されます。つまり、そのような風評が立つことで、その人の社会的な評価が落ちるようであれば成立します。
たとえば、過去に犯罪を犯した人について、それを公表したときには、言われた人が其れによって自分の社会的評価が下がるのであれば、それが真実でも名誉棄損になるし、もちろん嘘でも名誉棄損です。
ですから、温暖化懐疑論への批判が真実かどうかに限らず、これにより社会的な評価が落ちるようなら名誉棄損です。
つまり、法廷では、CO2が犯人かどうかは明らかにされない可能性が高いと思うのです。
でも、CO2が絶対、ではないのかもしれない、というこの問題が注目されるのはいいことだと思います。
温暖化が大きな問題とされ、そのすべてがCO2の問題としてこれまで語られてきた感があり、CO2懐疑論があるにもかかわらず、なぜここまで一つの理屈で世界が動かされようとしているのかと不思議でしかたなかったのですが、これで一石投じられたということになりますでしょうか。
それにしても、この問題が損害賠償請求権を争う裁判の場に持って行かれたというのがとても面白いですね。どう考えても、裁判所はこの決着にはなじまないところですから。
ちなみに、法廷闘争になるのは、著書「CO2温暖化説は間違っている」に対する批判で名誉を傷つけられたとして東大などを相手取り損害賠償を求めて提訴したというのです。
でも、名誉棄損は、公やけにされる事実が真実であるか否かはあまり厳密に吟味をしなくても結論が出されます。つまり、そのような風評が立つことで、その人の社会的な評価が落ちるようであれば成立します。
たとえば、過去に犯罪を犯した人について、それを公表したときには、言われた人が其れによって自分の社会的評価が下がるのであれば、それが真実でも名誉棄損になるし、もちろん嘘でも名誉棄損です。
ですから、温暖化懐疑論への批判が真実かどうかに限らず、これにより社会的な評価が落ちるようなら名誉棄損です。
つまり、法廷では、CO2が犯人かどうかは明らかにされない可能性が高いと思うのです。
でも、CO2が絶対、ではないのかもしれない、というこの問題が注目されるのはいいことだと思います。
しかし、排出権ビジネスが利益を生むと踏んだ巨大資本が動いているので、そんな理論は弾き飛ばされてる格好ですね。
排出権ビジネスなんかやらせたら、お得意のマジックで総排出は増えているのに、帳尻があっちゃうなんて事に必ずなります。その為の”ビジネス”ですから。そして、アメリカは全くいままでと同じ最大の排出国で有り続ける事になります。
本来自然のサイクルを出来るだけ犯さない方向に持って行く事が重要なんですが。CO2だけに原因を特定するのは、どうもうさん臭い気がしてました。
裁判では根本的な温暖化の原因には当然踏み込まない訳ですが、なんちゃってエコロジーの本質を理解する手がかりとなりそうな裁判ですね。
スズキのCMで各界で活躍する女性が、「みんなが小さい車にのるのがエコだと思います。」
まったくその通りです。
エコ減税の最高額は50万、トヨタのレクサスLS600、いくらハイブリッドと言ってもスズキの小さい車より多量のCO2を排出します。まあ、この辺の事は前政権の政策ですが、民主党もにたりよったりではあります。
多くの人が何も知らされずに、それに乗せられている。
こちらが見る目を持ち、調べるツールを探し出すしかないのでしょうね。
その原因の一つに、冷害があげられますが、こういう温暖化ならぬ寒冷化現象は、平安時代からすでに見られたそうです。
大学時代に学んだ事を、だいぶ薄れかけている記憶がベースですが、一応参考にしていただければと思います。
なお、その後の日本史や考古学の研究により、
また別な学説が打ち立てられている事も否定できませんので、最新の学説をお知りになりたい方は、各社が出している、シリーズものの日本の歴史をご覧になることをお勧めします。
岩波のは、難しいと思いますので(また出たのが1990年代と古い)、小学館など他社のを読まれるといいでしょう。
ちなみに、北海道のコメがおいしくなったのも
温暖化の影響が多少あるという話もあるそうです。(ほんとかな?)
地球上の殆どが氷で覆われる氷河期と温暖期。その中にも幾つかの段階と振り幅の小さい周期があると言う事です。
今は暖かい時期で、江戸時代は寒い時期だったとされています。
氷河期とかは、もっともっと大きな振り幅で気温が下がっていた時期です。地表の殆どは氷河に覆われる様な。そして、氷河期と呼ばれる期間は億単位の年代があります。それに比べ、江戸時代から現在と言った周期は最も短い振り幅の周期です。
裁判所(裁判官)は法律のプロではあっても、それ以外の分野については素人なんだから、判断し切れない、判断を誤ることもありますよね。ましてや、専門家の間ですら答えの出ていない温暖化問題など、裁判で判断できるわけもない。当たり前のことですよ。
しかし、科学技術分野なら自明のことが、何故歴史問題では理解されないのでしょうね。裁判所は歴史にも素人なのに、「裁判所が××を認定した」なんて騒ぐのでしょうか。一史学研究者としては、滑稽と笑止な限りですね。