知的障害児の教員による虐待事件の第1回裁判報告(事件の概要は末尾に記載)
裁判傍聴にお越しいただいた方、案内をシェアして広報していただいた方、本当にありがとうございました。
10人弱の各紙の記者さんの傍聴もあり、傍聴席で多くの方が裁判のスタートを見守ってくださいました。
被害児のおかあさんの意見陳述もありました。
子どもの命を大切につなごうと必死に日々を送ってきたにもかかわらず、
学校で子どもが叩かれ怯えていたことを思うと本当に苦しく、
また子どもの苦しみに気づけなかった自分を責めた、と
言葉を詰まらせながらの陳述でした。
その思いが法廷にしみこむように響いていました。
次回は7月11日午前10時
さいたま地方裁判所 105号法廷
次回も傍聴をどうぞよろしくお願いします。
Ps.成年後見選挙権訴訟を闘い、選挙権を勝ち取った原告のおとうさんも
茨城から駆けつけてくださり、原告(母)にエールを送ってくださいました。
遠いところをありがとうございました。
<事件>
特別支援学校(埼玉県三郷特別支援学校)に通っていた小学校1年の男児。
ムコ多糖症という難病(生存10~15歳までともいわれている)で、知的障害
もあり、ほとんど話す力はない。
30代の女性教員から、ほおを叩かれたり、蹴られたり、つねられたりという暴
力の他、言葉での傷付けが日常的にあった(クラスの他の児童も被害あり)。
1年の初夏から、夜驚、夜泣き、起き上がって「せんせいが、せんせいが・・・」と
泣きじゃくって母親にすがる、などあり。
行動が不安定になり、母や姉を叩いたりするようになる。
同クラスの介護職員が、管理職に同教員の暴力暴言を止めてくれるように伝える
も学校は放置。
証拠がないと管理職も動かせないと覚悟を決めて職員はICレコーダーに
クラスの状況を録音。
学校との弁護士交渉あり。やっと事故報告がなされ
1年後、教員・管理職は懲戒処分を受ける。
しかし、教員は否定。
母親は、短い子どもの人生を楽しく過ごさせたいと思い、
専門の学校に託したにもかかわらず
その中で子どもたちが苦しんでいた。
一日一日が貴重な子どもの命なのに。
母親は学校を信じており、そのようなことが起こっていると
まったく想像だにしていなかった。面倒をかけていると思っていた。
うかつだったと母親は自分を責めていますが、
子どものために戦うと、立ち上がりました。
裁判傍聴にお越しいただいた方、案内をシェアして広報していただいた方、本当にありがとうございました。
10人弱の各紙の記者さんの傍聴もあり、傍聴席で多くの方が裁判のスタートを見守ってくださいました。
被害児のおかあさんの意見陳述もありました。
子どもの命を大切につなごうと必死に日々を送ってきたにもかかわらず、
学校で子どもが叩かれ怯えていたことを思うと本当に苦しく、
また子どもの苦しみに気づけなかった自分を責めた、と
言葉を詰まらせながらの陳述でした。
その思いが法廷にしみこむように響いていました。
次回は7月11日午前10時
さいたま地方裁判所 105号法廷
次回も傍聴をどうぞよろしくお願いします。
Ps.成年後見選挙権訴訟を闘い、選挙権を勝ち取った原告のおとうさんも
茨城から駆けつけてくださり、原告(母)にエールを送ってくださいました。
遠いところをありがとうございました。
<事件>
特別支援学校(埼玉県三郷特別支援学校)に通っていた小学校1年の男児。
ムコ多糖症という難病(生存10~15歳までともいわれている)で、知的障害
もあり、ほとんど話す力はない。
30代の女性教員から、ほおを叩かれたり、蹴られたり、つねられたりという暴
力の他、言葉での傷付けが日常的にあった(クラスの他の児童も被害あり)。
1年の初夏から、夜驚、夜泣き、起き上がって「せんせいが、せんせいが・・・」と
泣きじゃくって母親にすがる、などあり。
行動が不安定になり、母や姉を叩いたりするようになる。
同クラスの介護職員が、管理職に同教員の暴力暴言を止めてくれるように伝える
も学校は放置。
証拠がないと管理職も動かせないと覚悟を決めて職員はICレコーダーに
クラスの状況を録音。
学校との弁護士交渉あり。やっと事故報告がなされ
1年後、教員・管理職は懲戒処分を受ける。
しかし、教員は否定。
母親は、短い子どもの人生を楽しく過ごさせたいと思い、
専門の学校に託したにもかかわらず
その中で子どもたちが苦しんでいた。
一日一日が貴重な子どもの命なのに。
母親は学校を信じており、そのようなことが起こっていると
まったく想像だにしていなかった。面倒をかけていると思っていた。
うかつだったと母親は自分を責めていますが、
子どものために戦うと、立ち上がりました。
暴力教師などを減給程度で済ませてしまうとしたら、子どもは浮かばれません。強く憤りを感じます。
連れあいは当事者でもあるのですが、精神障害者団体で長くボランティアをしてきたのですが、本日偶然ですが障害者の人権についての話を聞きました。日本政府の障害者権利条約批准後の動きの鈍さに呆れています。障害分野は違っても色々な場で苦しんでいる方たち、ご家族のことなど思いますと、何かしら応援したく思います。
会話はほぼできず、意思の疎通も出来ないほどの障害のあるお子さんを通わせている学校で、背中や胸に多数の痣を作ってくるので、学校に問いただしたけれど、事実の確認もされず、NPOに相談しても、それはご両親がやっているのではないか?と言われてどうしていいのか困っていらっしゃる方がいます。このような方にどのように手助けしてあげられるのでしょう…
その教師はどのような理由かわかりませんが、すでに退職か転校かされており、
病院で怪我の診断書を頼もうにも、お子さんは障害が重度なため発言に信頼がおけないから診断書も書けないと言われたそうです。
みどりさん、障害者差別解消法は、4月に施行され、実施(実が施され)されれば、かなり良い効果になると思うのですが、なかなか実現されていないようで、声を上げていく必要がありますね。
ともさん、児童相談所への相談がいいかと思います。個人でななかなか手助けはむずかしいですから、同行して差し上げるとか。よろしくお願いします。