『子連れ狼』『御用牙』『乾いて候』『首斬り朝』『クライングフリーマン』等の原作者、小池一夫氏が肺炎のため逝去されました。82歳でした。
我が人生に彩りを添えて下さった小池一夫氏に、感謝と敬意と哀悼を込めて
合掌。
『子連れ狼』『御用牙』『乾いて候』『首斬り朝』『クライングフリーマン』等の原作者、小池一夫氏が肺炎のため逝去されました。82歳でした。
我が人生に彩りを添えて下さった小池一夫氏に、感謝と敬意と哀悼を込めて
合掌。
『ルパン三世 カリオストロの城』のカーチェイス・シーンで使われていましたね。オリジナルよりもこちらのアレンジの方が好きかもしれない。
山田康雄さんが亡くなられた時点で、私の中でのルパンはすでに終わっておりましたが、モンキーパンチさんの逝去を聴き及び、改めてこの歴史的作品に想いを馳せております。
モンキーパンチさんのご冥福をお祈りいたします。
テレビドラマ版『子連れ狼』より、元公儀介錯人・拝一刀(萬屋錦之介)はいかにして冥府魔道の刺客道へ入ったか。
萬屋錦之介さんの怒りの演技の凄まじさね。時代劇口調というのはともすると批判の対象ともなりやすいですが、とんでもない話でね。萬屋さんの時代劇的演技はその一言一言が見事に計算されていて、長年にわたって磨き上げられた質の高い芸術性を感じさせて、とても心地よく力強い。これが分からん奴は正直話になりませんね。
殺陣も流れるような華麗さがあってなおかつ力強い。動きに一切の無駄がなく、力の入れどころと抜きどころが見事に計算されているので、惚れ惚れするような美しさがあります。
拝一刀の得意技「水鴎流波切の太刀」。対戦相手は青木義郎さん。これも豪華ですねえ。
そして拝一刀の宿敵、裏柳生総帥・柳生烈堂を演じるのは高橋幸治さん。これは第一シリーズで、第二シリーズでは西村晃さん、第三シリーズでは佐藤慶さんが演じています。
テレビ時代劇の歴史に残る名作『子連れ狼』。萬屋錦之介さんの素晴らしい殺陣とともに、永遠に語り継がれるべき作品ですねえ。
この曲をカラオケの定番にしている方も結構多いとか。
「バブルを象徴する曲」だとか、「日本が元気だったころ」の曲だとか、色々言われますが、そういうことよりもこの曲は有り体に言って、
ハード・ロックです。
曲のオープニング、キーボードの音から入り、そこへ歪んだギターの音がジャジャジャーン♪と絡んでくる。これはハード・ロックの王道パターンの一つです。
有名なところではジャーニーの「セパレート・ウェイズ」だとか、ボン・ジョヴィの「夜明けのランナウェイ」などがそうですね。
ヘヴィなバッキングにマイナー調でポップな歌メロが乗る。もうこれは日本人が大好きなハード・ロックの完全なパターンですよ。でもこの曲をカラオケの定番にしている人で、この曲がハード・ロックだと気づいている人はほとんどいないみたいですね。
日本人は実はハード・ロックが好き。でもそれに気付いている人は少ない。B’zなんてどっからどう聴いたってハード・ロック、ヘヴィ・メタルですよ。でも敢えてハード・ロック、ヘヴィ・メタルだとは云わない。
真正面からハード・ロックだヘヴィ・メタルだと云っちゃうと、引いちゃう人が多いのかも知れない。
だから云わない。
なーんなんですかねえ。
自称「文系芸人」のマキタスポーツ氏はこの曲を、「80年代の日本のハード・ロックの最高峰」と絶賛しておりました。
最高峰かどうかはともかく、よくできたカッコイイ、ハード・ロックの名曲であることは確かです。
みんなもっと素直になれよ。あなたもきっと
本当は、ハード・ロックが
好きなんだよ。
【第5話】元禄の一番長い日 脚本 高岩肇 土居通芳 監督 土居通芳
【第6話】悲報赤穂へ 脚本 宮川一郎 監督 西山正輝
【第7話】大いなる決断 脚本 宮川一郎 監督 西山正輝
【第8話】暗躍する隠密群 脚本池田一朗 監督古川卓己
江戸からの手紙で、吉良上野介(市川中車)が塩を欲しがったことを知った大石内蔵助(三船敏郎)はこれを訝しみます。なぜ塩などと?そういえば吉良家の領地は三河国吉良荘、塩を作っていたはず。
そうか!吉良の狙いに気付いた内蔵助は不破数右衛門を呼び、塩倉に忍び入った者たちに吉良と関わりのあるものはいなかったかを尋ねます。すると吉良家用人・松原多仲(神田隆)と関わりのある者がいたことが判明します。
しかもその松原が、赤穂領内に入る峠道で数人の男たちとなにやら話をしていたという目撃情報を得、大石は大野九郎兵衛(伊藤雄之助)を問い質し、吉良の狙いが赤穂の製塩法の秘密を得ることである事を確信します。
大石は江戸へ向けて事の仔細を書いた手紙を送り、その手紙は3月13日、勅使饗応の日の前日に届けられました。家臣たちは殿の御為に背に腹は代えられぬと、製塩法を吉良に教えようとしますが、浅野内匠頭(尾上菊之助)
はこれを拒否、家臣や領民たちの血と汗と涙の結晶である製塩法を自身の保身のために売り渡すことなどできぬ!内蔵助の志は大変有り難いが、自分があと1日辛抱すれば済むことだ。
内匠頭の武将としての信念が、自らを追い込んでしまうことになるのです……。
そんな折、内匠頭は上野介に呼び出されます。いつになく殊勝な態度の上野介はこれまでの非礼を内匠頭に謝罪します。ほっとした表情でこれを受け入れる内匠頭。上野介は明日の饗応の際の衣服は長裃であると内匠頭に伝え、内匠頭は礼を述べて退席します。
その後ろ姿を、憎々し気な笑い顔で見送る上野介。
はたして当日、江戸城へ登城した内匠頭は、皆が烏帽子大紋を身に付けているを見て、またもや上野介に謀られたことを知り愕然とします。今から着替えに戻っていては間に合わない。途方に暮れていたところ、家臣の片岡源五右衛門(江原真二郎)がこんなこともあろうかと烏帽子大紋を用意してきたことを知り、感謝しながら急ぎ着替え、参内します。
江戸城松の廊下。内匠頭は上野介に騙されたことを咎めますが、上野介は知らぬ存ぜぬの一点張り。それどころか逆に内匠頭の言いがかりを謝れと詰め寄ります。ついには内匠頭の先祖、浅野長政の悪口まで言い出してしまう。
日本人は古来先祖を大切にしてきました。ましてや武家にとっては、先祖代々伝えられてきた家名を守り継承していくことが大事、お家こそ大事でした。その大事な先祖を汚された。ここにきてとうとう、内匠頭の武将としての血が沸点に達してしまい、ついに内匠頭は小刀を抜き、上野介に斬りかかります。
背中に一太刀、額に一太刀、もう一太刀浴びせようとしたところ、側にいた武家伝奏・梶川与惣兵衛(稲葉義男)が止めに入り、止めを刺すことができない。
「いま一太刀、武士の情けにござる!」「なりませぬ、殿中でござるぞ!」
「浅野内匠頭様、吉良上野介様に殿中松の廊下にて刃傷!」の音声が城内を駆け巡り、以前より内匠頭と親しかった脇坂淡路守(中村錦之助)は急ぎ内匠頭の元へはせ参じようとします。吉良上野介は数人に抱えられながらよろよろと逃げてくる。淡路守はすれ違いざまよろけてきた吉良を「無礼者!」と突き飛ばし、さらには己の衣服の家紋に、不浄の血が付いたと、上野介の顔を扇子で張り飛ばします。上野介はご容赦、ご容赦というばかり。
内匠頭は呆然とした表情で、目付・多門伝八郎(中村竹弥)に連れられて行きます。淡路守はこれを黙って見送る他、ありませんでした。
内匠頭はその日の夕刻、奥州一関藩の江戸屋敷にて切腹。赤穂浅野家は断絶が決定。
悲報は早駕籠にて、赤穂へ届けられます。
この早駕籠の道中にハプニングが発生します。早駕籠が吉良の領地を通る際、吉良領の領民たちが「おらっちの殿様を傷つけた奴らだ!」としてこの早駕籠の一行を取り囲みリンチにかけようとしたのです。
そこへ止めに入った吉良藩士、清水一学(天地茂)。領民はこれを不服とし、吉良家家老・宮石新左衛門(村上冬樹)に訴え出ます。家老に叱責された清水は、士道とはかくあるべしと己の主張を曲げず脱藩します。
悲報は赤穂へ届けられ、藩士、領民の間に動揺が走ります。大石は藩士や領民たちへ分配する金を工面するため、岡島八十右衛門(河原崎長一郎)ら係の者たちを金策に走らせます。
吉良は死んだのか生きているのか。これがはっきりしない限り次の行動が決められない。大石は江戸の堀部安兵衛(渡哲也)らに吉良の生死を探らせます。これを見張る柳沢吉保(神山繫)の放った間者、お蘭(上月晃)と兎助(露口茂)。柳沢としては、赤穂城引き渡しが完了するまで騒ぎは起こしたくない。赤穂の者達が騒ぎを起こせば自身の失態ともなりかねない。
権力維持のため、なんとしてもこれは避けたい。
吉良上野介の息子は上杉家の養子となり、米沢藩15万石の藩主、上杉憲実(天田敏明)となっていました。上杉家家老・千坂兵部(丹波哲郎)は、上杉家に火の粉がかからないよう赤穂の動静を探らせるため、側近の大須賀治部右衛門(睦五朗)を介して手練れの者を10人ほど雇い、赤穂に向かわせます。
その頃、堀部安兵衛と同じ長屋に、浪人となった清水一学が入ってきます。安兵衛も一学も武骨な古いタイプの侍。お互いの士道に共感した二人は生涯の友を得たと喜び合います。
安兵衛は御典医・栗崎道有(宮口精二)から吉良が生きているとの情報を得、赤穂に手紙を送りますが、この手紙を持った飛脚がお蘭らに斬り殺されてしまい、情報は赤穂に届かない。
しかし、内蔵助の叔父である大石無人(辰巳柳太郎)とその一子大石三平(竜崎勝)が、吉良は生きているとの情報を伝えに早馬を飛ばして赤穂に入り、大石は吉良の存命を確認します。
その際、将軍が吉良を見まい、神妙であるとお褒めの言葉を賜ったと聞き及び、大石の中に激しい怒りがこみ上げます。喧嘩両成敗は鎌倉以来の武家の御定法。これを幕府自らが破るなど、絶対に納得出来ん!殿があまりにお可哀そうだ!
大石は自身を見張っていた上杉の間者2名を一瞬の早業で斬り殺し、藩内に潜入した上杉方の間者どもを、不破や大石三平、岡野金右衛門(中村嘉津雄
)らが斬り倒します。
情勢は早くも不穏な展開を見せ始めていました。
安兵衛と知己を得た一学でしたが、安兵衛が赤穂藩士であることを知り、いかに浪人とはいえ敵味方の関係であることは辛いと、事の仔細を置手紙に書き残し、夜逃げをしてしまいます。
この安兵衛と一学には、後々波乱の運命が待ち受けているのですが……。<つづく>
続々と当時のスター級の俳優さん達が登場してきますね。ワクワクものです。
大石内蔵助が上杉の間者を一瞬の早業で斬り殺すシーン。この頃の三船さんの剣技にはまだまだ衰えは見られません。素晴らしい技をみせてくれています。
安兵衛と一学。この二人が後々どうなるのかは、忠臣蔵ファンならみなさんご存知のところ。この二人を無二の親友と設定したところがなかなか憎いですねえ。ドラマをさらに盛り上げてくれることでしょう。
さあ、この後の展開がどうなるか、目が離せません。
『大忠臣蔵』
出演
大石内蔵助 三船敏郎
浅野内匠頭 尾上菊之助
堀部安兵衛 渡哲也
堀部弥兵衛 有島一郎
大野九郎兵衛 伊藤雄之助
大石りく 司葉子
搖泉院 佐久間良子
片岡源五右衛門 江原真二郎
岡島八十右衛門 河原崎長一郎
岡野金右衛門 中村嘉津雄
不破数右衛門 新克利
松原多仲 神田隆
大須賀治部右衛門 睦五朗
梶川与惣兵衛 稲葉義男
多門伝八郎 中村竹弥
栗崎道有 宮口精二
宮石新左衛門 村上冬樹
お蘭 上月晃
兎助 露口茂
上杉の間者 石橋雅史
上杉の間者 内田勝正
徳川綱吉 高橋昌也
上杉憲実 天田敏明
清水一学 天地茂
大石無人 辰巳柳太郎
大石三平 竜崎勝
脇坂淡路守 中村錦之助
千坂兵部 丹波哲郎
吉良上野介 市川中車
昭和46年 三船プロ NET
Vサインじゃないからね、Zポーズだからね!
2013、15、16、17、そして本年2019年と、5度目の招待になります。去年は「春の一大事」と日程が被ってしまったために、出席できませんでしたが、被っていなければ出席していたことでしょう。
今や公共機関御用達(笑)の国民的アイドル、ももいろクローバーZの面目躍如といったところ。
国政は内憂外患、総理の周りには足を引っ張る馬〇ばかり。総理も気苦労が絶えませんでしょう。
一時なりとも、ももくろちゃんの笑顔で癒されましたかね。
来年もよろしくね(笑)。安倍総理とももクロの蜜月(?)が、長く長~く続きますように。
それが日本のため。
なんつって~(笑)。
映画『座頭市血煙り街道』より、近衛十四郎さんと勝新太郎さんの鬼気迫る決闘シーン。
このシーンは簡単な打ち合わせをしただけで細かい殺陣はつけずに撮ったシーンなんです。つまりアドリヴですね。互いに相手がどう来るか分からない。だからこその凄まじい緊迫感に満ちた、迫力ある殺陣に仕上がってます。
殺陣のインプロヴィゼーション。こんなことができるのは、殺陣のスペシャリストであるお2人であるからこそのこと。
贅沢な、本当に贅沢な、第一級の殺陣シーンです。この映像は歴史遺産として残すべきですよ。いや、マジで。
近衛さんの使っている刀は、普通の刀よりも柄の部分が長い。これは近衛さん特注のもので、近衛さん以外には使いこなせなかったそうです。スペシャリストはスペシャルなものを使う。
ちなみに近衛さんは、松方弘樹・目黒祐樹兄弟の父親です。なんとなく似てるでしょ。
若山富三郎主演による映画版『子連れ狼』シリーズの凄まじい殺陣の数々。アクロバティックで派手だけれども、剣裁きは非常に綺麗。柔らかくて強い。
そう、この「柔らかさ」が今の殺陣にはないんです。ずっと力が入りっぱなしで固いんです、今の殺陣は。
『るろうに剣心』の佐藤健くんもアクロバティックな殺陣で楽しませてはくれたけれど、これを見ればわかるとおり、もう根本からして違うでしょ?
こんな殺陣の出来る人、もう2度と出てこないでしょうね。
言いたかないけど、昔はよかった。
昨日夕方から降り始めた雨は、夜に入って雪に変わり、今の時期にしてはちょっと珍しいくらいの降雪量となりました。
場所にも因りますが、10㎝くらい積もったところもあったんじゃないかな。
雪質は水分の多い「べた雪」という奴。主に春先に降る雪ですがこれは粉雪などに比べて重い!雪かきが大変なんだ。
もっとも、今日の午前中には溶けて消えてしまうとは思いますがね。さりとて場所や業種などによっては、雪かきをしないわけにはいかない場合もあるでしょう。
ご苦労さまです。
ほとんどの方たちはノーマル・タイヤに履き替えたでしょうから、みなさん慌てていることでしょうね。私?ふふふ、私はまだスタッドレスを掃いたままです。最近の天候は予想がつかないのでね、油断は禁物だよ、明智君。
……誰だよ(笑)
マジな話、今年はゴールデンウイークあたりまで様子を見た方が良いかも。今までの常識は通用しない時代になってきましたね。
せめて歌だけでも、春らしい歌を聴きましょうかね。
ももいろクローバーZ『Link Link』
結果的にだけど、杏果へ送る曲になったね。
あーりんが一番「丸い」頃でしたね(笑)