本日は海の生き物のお話です。
【魚名】 アメフラシ
【分布】 日本種アメフラシは日本沿岸
【生息環境】 水深1-3mの浅瀬
【食性】 海藻
アメフラシ(雨降らし、雨虎)は無楯類に属する軟体動物の総称で、狭義にはアメフラシ科に属するアメフラシ(通称 日本種アメフラシ)のことを指します。
写真右側の角のある方が頭で、貝の無い巨大なカタツムリという感じですね。
そのカラダはご想像の通り、ヌメヌメし・・・
外見上、貝殻は退化して無いように見えるけど、背中の外套膜の内部に変形した板状の殻を持ってるそうですね。
アメフラシを突いたりして刺激を与えると、紫汁腺とよばれる器官から粘りのある紫色の液体を放出します。
強い毒という訳ではないようですが、他の生物にとっては不味い液みたいで、それ以上襲われることがないようですね。
でも、バケツの中などでこの液を出されると、一緒に入っていた魚が弱ってしまった経験はあります。。。
この液体が水中で広がるのを雨雲が湧きたつ様に見立てたり、梅雨の時期に産卵のため浅瀬に集まることが「アメフラシ」の名前の由来とも云われてます。
よろしければクリックお願いします!