まるぞう備忘録

無題のドキュメント

聖地巡礼。

2018-09-09 11:54:08 | 今日のひとり言
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新月週間。


8日夕方 大阪府堺市から西方向




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聖地巡礼。
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【聖地巡礼(せい・ち・じゅん・れい)】
 巡礼は、漫画・アニメなどの熱心なファン心理から、自身の好きな著作物などに縁のある土地を「聖地」と呼び実際に訪れること。フィルムツーリズムやコンテンツツーリズムの一種。(Wikipedie「巡礼」より)

 最近のアニメは実際の現実の世界を舞台としてリアルに描写する手法を取り入れている作品も多いです。そして熱心なアニメファンが舞台となったリアルな街を歩き、「ここが主人公が通った道か」と追体験するわけです。
これをアニメファンの間では「聖地巡礼」と言うのですが、そもそもは1995年に公開されたジブリ映画「耳をすませば」がその発端でありました。
 この映画では「聖蹟桜ヶ丘」周辺の背景がそのまま忠実に描かれていたので、ファンがこの聖蹟桜ヶ丘のアニメの舞台になった場所に殺到したのでした。

 この映画は大ヒットしたジブリ映画ですが、宮崎駿氏や高畑勲氏が監督ではありません。近藤喜文氏という才能溢れたこれからのジブリを背負う人物の初めての監督作品であったのです。

 アニメーターの才能とは日常の中の非凡を見抜く力です。観察力と表現力。こればかりは本当に天分のものであります。近藤氏はジブリ次世代を担う才能の持ち主でありました。
 彼の描く画はどれも人に対する暖かな視点でありました。非凡な観察力と表現力に、人に対する暖かな視点の持ち主でした。

 近藤氏の初監督作品は大ヒットしました。そして多くのファンが聖蹟桜ヶ丘の背景の舞台を巡るという「聖地巡礼」という現象が起きたのでした。

 しかしその近藤氏は早逝します。才能溢れた人間ほど早くこの世を去るという事象がこの世の中にあります。近藤氏のケースはまさにそれでした。「耳をすませば」が彼の最初で最後の監督作品でありました。



ということで映画公開から20年以上たちますが、やって来ました。

聖蹟桜ヶ丘駅。
 生まれて初めて降り立ちます。この駅の発着ベルは「カントリーロード」です。映画に使われたあの曲です。

 駅を出ると「聖地巡礼マップ」の立て看板が。いかに多くの人がここに訪れていたかということです。この立て看板をバックに写真をとっている若い女の子もいます。いまだに「聖地巡礼」に来ているファンがいることに驚きました。

 さて駅を降りて街なかを歩きます。気持ちの良い初秋の空気です。

 ここは標高50メートル以上ですが、多摩川のすぐそばなのです。多摩川が決壊すると水没注意という看板です。

 この地域は昔から多摩川が頻繁に氾濫していました。多摩川の両側に「武蔵国一之宮 小野神社」が2つあります。これは多摩川が氾濫するたびに神社が移動していたことの名残です。



 あれ?武蔵国の一之宮って埼玉県大宮の氷川神社じゃないの?と思う方もいらっしゃるでしょう。そう。武蔵国の一之宮は氷川神社でもあり小野神社でもあるのです。

 今世界の大都市と言われる東京の中心エリアには一之宮神社はありません。都心から離れた多摩地区または埼玉の大宮地区にある武蔵国の一之宮。当時は、東京の中心は湿地帯で人の住む場所ではなかったということです。江戸時代以降、湿地帯を埋め立てて作られた人口都市であります。東京とは。



大宮の氷川神社と一之宮の小野神社。

 埼玉の氷川神社は大宮と呼ばれ平安時代から大和朝廷の庇護のあった神社でありました。一方の小野神社は武蔵国の国司が任じられた時に最初に詣でる一之宮でありました。
 武蔵国においては、大宮は朝廷直轄の官社。一之宮は武蔵の人たちの崇敬を集めていた神社であったのです。住所もそれをあらわしています。

小野神社:東京都多摩市一ノ宮1丁目
氷川神社:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町

 大和朝廷の官社であった大宮=氷川神社もその後一之宮の指定され、埼玉県の県庁所在地になったり、現代では武蔵国の一之宮は氷川神社が有名になっております。



地元の氏子の方々から大切にされている場所。

 さてそんな街なかを歩いていると、どこからかお囃子の音が聴こえます。おや珍しいとその音を辿っていくと。。。ありました。武蔵国一之宮 小野神社。私が今日聖蹟桜ヶ丘に来た本当の目的地はこちらでした。前振り長くてすみません。

 この週末、小野神社は秋祭りなのでありました。朝から氏子の方たちがお祭りの準備で賑わっています。

 私が小野神社の正門の御写真を撮ろうとしていると、半被(ぱっぴ)を氏子の男性が「ちょっと待って」と私に呼びかけます。なんだろうと思うと、正門右脇の「小野神社の提灯」が正面を向いていないのです。それをなおすから写真は待って。というのです。
 今日はお祭りですのでこの提灯も先程備え付けられたばかりのようです。私のような一見さんでも丁寧に迎えてくださるのだなあ。暖かな気持ちになります。

 境内では午後からのお神楽お披露目の最後のリハーサルです。子供たちが「おかめひょっとこ」を演じています。これだけでもいかに地元の人たちに大切にされているかわかります。
 そしてもう境内は秋祭りの雰囲気満載です。

 お神輿と真っ赤な御正殿。本番には大太鼓も披露されるようで、大太鼓も蔵から出されています。ドドン。という試し打ちの音が心地よく境内に響きます。

 清々しく暖かな気持ちに包まれた境内でした。どうもありがとうございました。

おまけ1
小野神社秋祭りお囃子練習

20秒弱の短い動画ですが、境内のお祭りの空気を皆様におすそ分けいたします。本当に良い神社でした。



おまけ(読者の方の声から)
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そのおかげで中高とイジメを受け不登校児ながらも進みたい大学へ行け、自分に落ち度もあった、イジメるしか周りが怖くてなかったんだあの人達もと、母も若いから感情がうまく調整できないから優等生の弟に比べてデキの悪い私がイライラしたんだなと大人になるにつれ思うようになれました。

→あなたの心の中には、一生懸命生きてきた過去の御自分も現在のあなたと一緒に同時に生きております。
でありますから過去の御自分に暖かく寄り添って上げて頂きたいです。本当に良く頑張って。。。ありがとうございます。。。

一人、親も生活保護でしたが、働いてはしんどいしんどいと不平不満を言い、仕事を辞める友達がいます。優しいく人です。何度か助けてもらうこともあり、私以外友達が居ないので付き合ってましたが、奥さんが出来ても仕事を辞めて、挙句お金がないのを我慢して食べなかったからか体の弱い奥さんは亡くなりました。そこで、なんでか気づくよう諭しても結局脂肪肝だけで生活保護を受けるようになり、距離を置くようになりました。
・・・
我よしな人間ばかり、助けてなんになる?と言われますが、ほっとけない自分もいたりでいままできました。
すみません、長々と意味わかりませんよね。まるぞうさんならどうされるのかと思いコメントしました。すみません。


→はい。あなたのご懸念のとおり。私なら距離を置きます。直接会ったり電話で会話することはしません。ラインなどのメッセージも。その人が働いて自分の生活費を自分で稼ぐようになるまでは。

その方が、自分のありのままを見る勇気がなく幻想の中で人生を終えるのはその方の自由です。が、あなたもそれを後押しする必要はありません。するべきではありません。

その方の人生が心配であるならば、その方の知らないあなたの心の中でその方の幸せを想ってあげること。これで充分であると思います。

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「サバイバルファミリー」という日本の映画をご存知ですか?
ある日突然電気が使えなくなったという設定で、コメディータッチではありますが、とても考えさせられる映画でしたよ。


→映画は観たことはありませんが、あらすじはネットで調べました。この記事を書く時に参考になるかと思いましたので。

「官邸ちゃんねる」電磁パルス攻撃7。
https://blog.goo.ne.jp/ohisama_maruzo/e/376f64b05349769b48258f2bb0b756b4

実際は映画よりもずっと厳しい世界になると思いましたが、ご指摘のように、そういう世界が起きるかも?という可能性を一人でも多くの日本人が考えるという点では、意味があると思います。

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まるぞうさん、ご準備中かもしれませんが?午後になりました(^.^)行き違っていたらすみません〜
一応?お知らせまでです?


→お知らせありがとうございます。午前中の「聖地巡礼」に思ったより時間がかかってしまいました。
また今後ともよろしくお願いいたします。

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電源対策とし、家庭用のソーラーパネルの購入を検討しているのですが、保管方法に頭を悩ませています。結構な場所を取りそうですし、地震でソーラーパネルそのものが破損していまえば元も子もないですし、破損すると簡単に廃棄できないと聞きますし・・・

そうなると家庭用電源から充電する小型バッテリーの方がいいのかなぁ、と考えたりもします。ただ、こちらは、定期的に充電しないといけないようですが、私の性格的には、その手間をとても面倒と感じてしまいます。


→記事に紹介したような小型のソーラーパネルと定期的充電の両方が良いと思います。定期的充電はたとえば年末の大掃除に充電する。などルールをきめてやるしかないと思います。
サバイバルのためですから、面倒くさくても仕方ない。と。

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スマホ充電だけではダメだ、非常用発電機か蓄電機も必要じゃないかと思い発電機や蓄電機を色々と物色しているものの日頃使わないからよく分からない……。高齢になる父母だけじゃなく近所の高齢者世帯も多いから少しでも若い私が対策練らねば〜?

→昨日の記事で紹介したソーラーパネルとバッテリーの組み合わせは良いかもしれません。

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災害時、あると便利な日用品で、ラップは必需品です。

→有益な情報ありがとうございまいした。文書でもまとめて頂きましたが、下記リンクなら表示できます。
http://www.bousaikan.jp/tokusyu/171020.html#test1

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「簡易トイレ」を検索しました・・・。
二時間、調べて決められずにいます・・・決断力が・・・。
ある人気商品は、10月末の発送予定だそうで、多くの人の危機意識を感じました。
ダンボールの組み立て式便座も目につき、必要なのかなぁ〜と悩んでいます。


→アマゾンの売れ筋1位2位の防臭効果の非常トイレが良いと思います。現在の便座がそのまま使える点も。
https://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/kitchen/405865011

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今回の大阪や北海道のように長期に停電した場合。自宅にてソーラーパネルや蓄電器により携帯の充電やルーターの電気?は確保しているとします。その場合Wi-Fiでスマホにより通信?などはできるのでしょうか?調べてもよくわからなく教えていただけるとたすかります。

→室内のWifiルーターの先のインターネット経路(ADSLや光回線やケーブルテレビなどあなたが契約している回線サービス)が停電で停止していなければ使えます。

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うちは家族同様の猫もいますので、いざの時は避難所には行かない選択をしています。

→環境省からペットを避難所に同行させるためのガイドも出ています。基本は自宅避難としても並行して最悪は避難所への同行もありうる想定を検討されてはいかがでしょう。

「備えよう!いつもいっしょにいたいから」
http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2309a/full.pdf

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将来、送電線の地中化なんて話が出ているようですが、洪水や地盤沈下、地震での地盤破壊などがあればどうなるのでしょうか。それよりも一般家庭向けの発電装置や蓄電池型のようなものがあればいいなと今回の地震で考えてしまいました。

→ご指摘に同意です。ベランダソーラーパネルと蓄電池の組み合わせが現時点では理想に近いと思います。

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