10年後、20年後…そのとき私は！？

きのう、今日と、たまたまの連休。

きのうは出かけたが、今日は特に予定がない。
雨がちの空模様だし
土曜日はどこも混んでいる。

これぞ晴耕雨読。
なんにもない１日を満喫しよう。

とりあえず掃除だけはする。
あとは本を少し読んでから映画を２本観て…
それでもまだ午後５時。

夕食は作ったが
友人と一杯やってくるかもしれないと言っていたおっさんは
やはり、８時になっても帰ってこない。

一人ご飯。
そのあとテレビ。

ビールを飲んでも、睡眠が十分だから眠くならない。
一日中家にいたから、体力も無駄に残っている。

う～ん、もやもや、もやもや。

ふと、思った。
仕事を辞めたら、こんな毎日がずっと続くのだと。
さらにあと10年もしたら
ＤＶＤの操作もわからなくなり
パソコンでブログを書くなんてこともできなくなるだろうと。

不安になった。
そのとき私は、いったいどうやって過ごすのだろうか。

高齢になって
何一つ社会的責任を負うことがない。
世話を焼く家族もいない。
買い物に行ったり料理をしたりする元気もない。
テレビやエアコンのリモコン操作もわからない。
自分は何をやればいいのかわからない。

考えただけで発狂しそうだ。

そんな高齢者を“生かす”仕事に就いている。
自分が彼女たちの立場であったなら
“どうか生かさないで”と願うだろう。

反論を覚悟して、言う。