夕暮れ時になると商店や会社の看板に灯りがついて夜の風景を作る。ここ数年、景観規制などで派手なネオン看板は姿を消していっているが、夜の街に灯る看板の明かりは、無いよりはあったほうが良いと思っている。小田原市早川の小田原漁港近くの倉庫屋上に長年設置されていた看板が今年の秋に撤去された。 だいぶ前から小田原漁港入口近くの冷蔵倉庫屋上に大きな鈴廣かまぼこの看板が設置されていた。 夕暮れ時になると灯りがついて鈴廣のロゴが薄暮の中にくっきりと浮かびあがっていた。 その鈴廣の看板は今年9月の台風の強風で壊れてしまった。当初ネオン看板かと思っていたが、写真を良く見るとロゴ部分はシートになっていて内側から照明をあてて光らせる構造の看板だったようである。10月初旬の写真ではシートが無くなっているのが確認できる。 冷蔵倉庫屋上の看板の撤去工事が始まったのは11月の上旬ごろ。 屋上に足場を組んで、看板の構造物を解体。11月の下旬には撤去工事も終了した。 看板が撤去された冷蔵倉庫。長年、看板がある建物を見慣れているので少し違和感を感じる。鈴廣の看板の灯りがなくなった夕暮れ時の小田原漁港は多分、少し寂しく感じることだろう。
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今後とも宜しくお願いします。
小田原は景観に関する条例が厳しいのでしょうね。この鈴廣の看板も長年見てきましたが、いざ無くなってしまうと淋しいものですね。
小生は、30年位前の小田原駅前、箱根登山ビルのコカコーラのネオンと、丸井の壁面にあった縦のネオンが、とても都会的な感じがして好きでした。(小学校中学年位で、まだ都心へはなかなか出られない時期だったからかも知れませんが)
もうあんな派手なネオンは、小田原では見られないのでしょうね。
長文失礼致しました。