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小田原の端々



平成25年12月に施工された改正道路交通法により自転車等の軽車両の通行は原則として車道左側部分に設けられた路側帯に限定された。しかしながら自転車用の通行レーンの整備は市内ではほとんど進まない状況だったが、今年の年明けから鴨宮駅南口から富士見小学校入口交差点までの区間で自転車通行帯の設置工事が行われた。富士見小学校入口交差点から鴨宮駅南口ロータリーまでの市道0055に自転車通行帯が設置されることになって、年明けから工事が始まっていた。現場に設置されていた看板には3月くらいまでが工期と記載されていたように記憶しているので、先日完成した自転車通行帯を見に出かけた。自転車通行帯というと道路外側線と路肩の間を全面塗装して色分けしてあるものが一般的だが、市道0055の自転車通行帯は道路外側線の中に白い塗装で地味なデザインのものだった。自転車通行帯は40センチ四方くらいの大きさで道路とは別種類の舗装上に塗装されている。帯というよりも通行表示といった見た目で少し拍子抜け。自転車通行帯は約10m間隔で道路両側に設置されていた。合計で30ヶ所。工費が2,332,400円なので単純計算で一ヶ所あたり約77,000円。市道0055の自転車通行帯の設置工事だが、工事名の頭に平成27年度とあったので次年度も継続してカラフルな自転車通行帯になることを期待したい。日頃、自転車で散策に出かける機会が多いので自転車の通行帯が増えることを願っている。

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