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小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



毎年、秋になると城址公園のお堀にカルガモが飛来する。寒くなるにつれ渡り鳥やユリカモメも増えて、冬の間はお堀で羽を休める鳥の姿を多く見ることが出来る。春になるとユリカモメが海へと戻り、春の終わりごろにはカルガモがお堀からどこか別の場所へ移動してしまい、お堀には飛べないアヒルだけが一羽残された。今週に入り、小田原城址公園の二の丸堀にカルガモが飛来した。昨日、カモとアヒルが泳いでいる姿を見かけたので今朝は出勤前に城址公園に立ち寄る。アヒルの寝床の学橋の橋脚を見ると、アヒルのいる隣の橋脚のコンクリートの上に2羽のカルガモが寝ていた。他の場所でも1羽が寝ていたので、今週飛来したカルガモは全部で3羽のようだ。昼過ぎに、外回りの途中にお堀端を通ったので車を停めてお堀を見ると、1羽のカルガモがアヒルと一緒に雨の中を泳いでいた。エサを探しているようだったが、アヒルにエサを与えている人が何人もいるようなのでカモもアヒルと一緒にいればエサの心配はなさそうだ。夏の間はこの広いお堀に1羽だけ取り残されていたアヒルだったが、カルガモと一緒に泳いでいる姿はなんとも活き活きと見える。アヒルが突如お堀に出現してまもなく1年。しばらくはカモと一緒に元気に泳いでいる姿を多く見ることができそうだ。

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8月中旬頃から酒匂川河口にアザラシが出没するようになりテレビなどでも話題になっている。私も出来ることなら写真に収めたいと散策の途中などに酒匂川河口に立ち寄ってはアザラシの姿を探していたが、なかなか見つけることが出来ずに9月になった。9月7日の土曜日もあまり期待をせずに夕方、酒匂川河口へとアザラシを見物に出かけた。 9月7日、午後5時過ぎに酒匂川左岸側の河口へ。もう10回以上訪れているが、いまだに一度もアザラシを見ることが出来ていない。河口にはカメラマンやギャラリーなど10人ほどが来ている。皆川面も見つめていた。河口に着いて5分ほど川面を眺めていると、対岸近くに何か丸いものが浮き上がった。その丸いものは数分毎に川面に浮かび上がる。コンデジなのであまりズームが効かないが、望遠にして撮影するとアザラシが写っていた。やはり酒匂川河口にアザラシがいる。しばらく河口内を泳いでいたアザラシは海へと移動。アザラシにあわせてギャラリーも移動。子供のアザラシのようだが結構泳ぐのが速い。ギャラリーの後ろ姿を撮っている間にアザラシは海へと泳いでいってしまった。とりあえずアザラシが居るのをこの目で確認出来たので大きな収穫。出来れば全身を撮影したいので、またちょくちょく河口に立ち寄りたい。

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梅雨時季に咲く花の中で一番好きのは泰山木の花で、独特の香りが子供の頃から好きだった。小田原駅周辺では城址公園の二の丸広場に1本植わっていて、散策の途中に立ち寄っては樹上に咲く花を眺めたり、地面に落ちた花びらを拾い上げては香り楽しんでいる。先日ポタリングの途中、桑原地内にある小さな公園に泰山木が花を咲かせているのを発見した。梅雨の晴れ間となった先週末、自転車で桑原の卸売団地近くの農道を走っていたら、農道脇に小さな公園があるのに気が付いた。公園の入口フェンスには海抜表示のプレートはあるものの、公園名を示すものは無い。帰宅後に調べてみたが公園名は不明で、都市計画図には遊び場と表記されていた。あまり広くない遊び場にはすべり台やアーチ型の雲梯など簡素な遊具が設置されている。その遊び場のすべり台の横に一本の泰山木が植わっていた。二の丸広場の泰山木と比べると二周り以上小さいがなかなかの枝ぶり。この遊び場の泰山木は低い場所の枝にも花をつけているので花の写真を近くで撮影出来る。二の丸広場の泰山木は樹上に咲く花を下から眺めるだけだったので間近で見る泰山木の花はなかなか綺麗。見上げると樹上には白い花がいくつも咲いていて、木のまわりはほんのりと花の香りに包まれている。花の盛りは少し過ぎていたが良い木を見つけた。来年はもう少し早い時季に訪れたい。

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5月29日、気象庁より関東甲信地方が梅雨入りしたとみられるとの発表があった。平年より10日早く、昨年より11日早い梅雨入りとなり今日からしばらくの間はぐずついた空模様の日が多くなりそうだ。関東地方の梅雨入りが発表された午前中、少し時間が出来たので小田原城址公園へと立ち寄った。どんよりとした空模様で南堀からはカエルの鳴き声が聞こえる。お茶壺橋から郷土文化館へと続く園路沿いの紫陽花も咲き始めていた。今年は紫陽花の開花も早いようだ。お茶壺橋から常盤木橋南側の花菖蒲園へ。早咲きの菖蒲の株がちらほらと咲き始めていた。常盤木橋の下をくぐり東堀の花菖蒲園へ。斜面の紫陽花は青系統のものがだいぶ開花している。こちら側の花菖蒲は開花しているものが少ない。小田原城あじさい花菖蒲まつりは6月1日から20日までとのこと。今年は梅雨入りが早かった分、梅雨明けも早いと良いのだが。

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明治時代が明治45年で終わらずに続いていたら昭和43年が明治100年にあたり、その昭和43年には日本各地で明治百年の記念式典が挙行された。この小田原でもいくつかの式典があったが、小田原市城山の城山公園では記念植樹が行われた。慰霊塔のある小田原市城山の城山公園で明治100年の記念植樹が行われたのは昭和43年10月15日のこと。その記念植樹を伝える記事が広報おだわらの昭和43年11月号(pdf)に掲載されている。記事によると小田原市老人クラブ連合会がモミの木を寄贈し、慰霊塔前などに3本植樹したとのこと。記事のページをプリントアウトして慰霊塔前の同じアングルの場所を探す。広報おだわらに掲載されている写真を見ると、モミの木が植樹されている場所は慰霊塔向かって右側の燈籠の近く。立ち木で慰霊塔や燈籠が良く見えないが広報に載っている写真の場所とほぼ同じアングルで現在の風景を撮影。上の写真では良く分からないのでかなり離れて撮影する。モミの木が記念植樹されたと思われる場所には現在20mはありそうな大きなモミの木が立っていた。記念植樹の標識は無かったが、恐らく明治百年記念植樹のモミの木だろう。昭和43年に植樹されたときには3mほどの高さだったモミの木は、植樹から45年ほど経過して立派な木に成長していた。城山公園で行われた明治百年記念植樹には小田原市老人クラブ連合会や遺族会などから26名が参加。また、この記念植樹では老人クラブ連合会の3本の寄贈のほかに、個人から1本の寄贈があり計4本のモミの木が城山公園内に植樹されたとのこと。城山公園内を見渡すと、慰霊塔前広場の四隅にモミの木が植わっている。城山公園は記念植樹が多く行われている場所のようで、遺族会や青年会議所などの記念植樹の標識が立っている。慰霊塔横なのでそぐわないかもしれないが、せっかくの大きなモミの木なのでクリスマスシーズンにイルミネーションで飾りつけたら随分と映えることだろう。

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