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小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



毎年、年度初めと下期の2回に分けて小田原市が発注する工事予定が公表される。4月1日に公表された工事発注等予定表(PDF)には、工事関連が129件と業務委託が11件の記載があった。令和7年度 小田原市工事等発注予定表に記載の工事関連は129件。このブログで取り上げることの多い造園関連の工事発注予定は2件で、そのうちの1件が街路樹再整備工事。工事場所は久野ほかで、工事概要はサクラの植え替えとなっている。該当する場所は、おそらく小田原フラワーガーデン前のメモリアルロード沿いの桜並木。植栽されてから約30年ほどだが、歩道の改修工事の際に根が損傷して衰えてしまった木があって、何本か伐採されている。ほ装関連の工事発注は12件が予定されていて、その中でも気になる工事は小田原市立城山中学校グラウンド改修工事。中学校のグラウンド改修工事は、昨年度に扇町の小田原市立白山中学校でも行われている。施工範囲は6000㎡。発注予定の工事で一番多いのは土木一式で44件の記載。その中で気になったのは、荻窪にあるめだかの学校維持修繕工事。めだかの学校の水車小屋は以前から故障しているが、予定されている維持管理工事の工事概要は、2ヶ所の木橋の修繕。めだかの学校の水車小屋の北側は水路沿いに散策路が設けれれており、その散策路に架かる木橋は老朽化している部分に板が渡されている。解体工事の発注予定は3件。一番目を引くのは、現在新病院の建設工事が進む小田原市立病院の旧病院解体工事。新病院の完成は2026年春なので、契約が今年度で解体工事はおそらく来年度に実施されると思われる。解体工事の工期は17ヶ月の予定。その他の解体工事で気になったのが、成田の朝ドレファーミ近くに所在する豊川市民集会施設の解体工事。木造でどことなく温かみを感じる佇まいで、以前から好きな建物だったので解体が予定されていて残念。今年度も市内で行われる工事の施工前後の様子などを紹介したいと考えている。



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小田原市が管理する街区公園の中で、立地に恵まれているが設備の老朽化等で利用が少ない公園がいくつかある。それらの公園を魅力あるものに再整備するための事業が令和4年度から始まり、第一弾として南鴨宮の南鴨宮駅前公園がリニューアルされた。今年度は早川の公園で再整備工事が行われている。今年度、再整備工事が行われているのは市内早川のターンパイク入口横に所在している山根公園。公園の大きさは中規模で、敷地南側は広場で西側に遊具や自治会の物置が配置されている。再整備前に設置されていた遊具は、すべり台とブランコ・アスレチック遊具・二連鉄棒。砂場は円形のコンクリート枠で、昭和の時代の砂場といった造形。工事が始まる前の昨年秋に訪れた時には、あまり管理がされていなくて広場は雑草だらけだった。山根公園が整備されたのは昭和45年4月なので、約54年ぶりのリニューアルとなる。先日、ランニングの途中に山根公園横を通ると、再整備工事がかなり進行しており新たな遊具が以前の広場部分に設置されていた。雑草だらけだった広場には、コンクリート舗装の園路が新設されていて、整備途中だがかなり印象が変わった。山根公園の再整備工事の工費は、税込47,558,500円。そろそろ工事が終わりそうなので、再整備後の公園の様子を撮影に出かけたいと考えている。



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小田原市飯田岡の市道2474は道路脇に縁石が無く水路となっていて、脱輪する車を何度か目にしたことがあった。個人的には車で通りたくない道路だったが、昨年度の工事で約70mほどの区間で水路が暗渠化された。今年度は、昨年度施工区間で道路幅の拡張工事が行われた。道路の拡張工事が行われたのは小田原市飯田岡の市道2474。県道74号府川交差点から西側に入っていく道路で、道路脇には開渠となっている北ノ窪排水路がある。昨年度の工事では、北ノ窪排水路にカルバートボックスが設置されて暗渠化。工費は税込29,130,200円の事業だった。暗渠化された北ノ窪排水路は、所々にグレーチング蓋が設けれてアスファルト舗装され、暫定的に道路幅が拡張。しかし、拡張された道路脇は縁石や安全柵が無い状況だった。今年度の工事では、さらに数十センチ道路幅が拡張されて、道路脇には安全柵が設置。車のすれ違いも出来るようになって、かなり道路が改良された。令和6年度 市道2474道路改良工事の工費は税込14,362,700円。市道2474は、今回の施工区間の北側は排水路が開渠となって車のすれ違いが困難な区間があるので、今後も整備が続くことを願っている。



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小田原市では、老木化や通行障害の生じている桜の伐採を2023年から各所で実施している。伐採された場所の中から昨年度は西海子小路で桜の植え替えが行われ、今年も継続して2つの市道沿いで桜の植え替えが予定されている。今年度、桜の植え替えが計画されているのは市内南町と城山の2つの市道沿い。南町の市道0017は西海子小路という呼称のほうが一般的で、桜の名所のひとつだが老木化が進み一昨年に12本の桜が伐採された。今年度の工事でも桜の伐採と植え替えが行われる。着工前の1月中旬に西海子小路を訪れると、通りの北側にある3本の桜の木にビニール紐が巻きつけられていた。伐採する木のマーキング用かと思われたので、念のため撮影。着工後の2月上旬に、再び西海子小路を訪れると、ビニール紐でマーキングされていた桜の木は伐採されていた。既に切り株は伐根されて、約1mほど掘削が行われていた。桜の植わっていた場所には下水管が埋設されていたりと、思っていたよりも人工物があって興味深い。西海子小路沿いでは9ヶ所で伐根作業が進行していた。桜の植え替え工事が行われる、もう一つの場所が市道2328。青橋から百段階段方面へと続く坂道沿い。市道2328沿いでも、老木化した桜5本が昨年度に伐採されている。市道2328でも伐根が行われて桜の植え替えが予定されている。市道0017・市道2328街路樹再整備工事の工費は税込15,408,800円。植え替えられた桜の若木が、今年の春に花を咲かせるかは分からないが、暖かくなったら植え替え後の桜の様子を撮影に出かけたい。



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公共工事でイメージするのは年度末の道路工事で、これから年度末にかけ市内の市道や農道では修繕工事や改良工事が各所で予定されている。扇町の玉宝寺前の市道では2月上旬から舗装工事が行われる。来月から舗装修繕工事が行われるのは、扇町の白山中学校体育館横から、大雄山線山下踏切を横断し県道74号に至る市道2279。特に注視していた工事では無かったが、日曜日のランニングコース沿いで工事看板が設置されていたので施工区間を撮影。詳細な施工区間は不明だが、小田原市の工事発注予定表によると市道の150mの区間で工事が行われる予定。舗装は所々ひび割れており路面状況は良くない。舗装のほか、区画線もかすれやひび割れた部分が多くて修繕が必要な箇所が多い状況。工事は2月4日~21日の夜間を中心に行われる予定で、舗装工事中は通行止めになる見込み。令和6年度 市道2279舗装修繕工事の工費は税込21,710,700円。日曜日のランニングの際に、進捗などを撮影したいと考えている。



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