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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「沈黙する教室」

2019-08-08 | _よむ__

「沈黙する教室 1956年東ドイツ—自由のために国境を越えた高校生たちの真実の物語」 
ディートリッヒ・ガルスカ著 大川珠季訳 アルファベータブックス 2019 
を手にしている。
映画「僕たちは希望という名の列車に乗った」の原作。
映画の存在の方を先に知った。

本を少し眺めて これは 「(映画の方を)見てから読むか」 がいいかも、と思った。
でもどうやって?
上映映画館一覧にいってみたが こちら方面館 が見当たらない。
と オフィシャルサイトを開けたついでに
映画内容の説明のところを読んだ。

(たぶん、ラース・クラウメ監督へのインタビュー)
「本作の舞台設定は、1956年のスターリンシュタットだ。そこが重要なんだ。当時はまだ、ベルリンの壁は建設されておらず、社会主義は資本主義より優れた社会形態だと人々は信じ、そう望んでいた。」

1956年。昭和31年。「なつぞら」奥原なつが 高校卒業して 上京し、
夕見子は北大に入学している。
という、同時代。
2019年。

(原作も映画も題は 「Das schweigende Klassenzimmer」 のようです。)

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1956年。「なつぞら」では、/高校卒業/上京あるいは進学/あれ?ってことは、ディートリッヒたちとほぼ同学年?… が取っ掛かりとなり、シーソーガッタン、「読んでから見るか」方向に一転。

  ↓

「沈黙する教室 1956年東ドイツ—自由のために国境を越えた高校生たちの真実の物語」
○ 著者は、1939年東ドイツ生まれ。(?こういう時、「東」ドイツって表記するのかな?)
○ 「1945年9月、第二次世界大戦終結の四ヶ月後に入学したのが私たちの世代だ。新世代の一年生だった。」(p.60) ( 「私の1960年代」 山本義隆著 金曜日 2015  ○ 著者は1941(昭和16)年生まれ。 ○ ということは 入った小学校が 新制小学校に替わったとき、というタイミング。を連想した。)
○ 1956年10月、著者とそのクラスメートは 17歳から18歳の 高等学校大学進学クラスの12年生(女子5名、男子15名)。
○ 1956年10月、ハンガリー動乱が起こったことを 西側のラジオ放送(当局より聴くことを禁止されていた)で知る。

○ 「なつぞら」1956年10月、なつ、「東洋動画」に入社。

  ↓

なイマココ。読了なるでしょうか。

 

 


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