#17 山のチーズ工房
È delizioso./おいしいです。
Oggiと出てきました。雑誌名*?いえいえ、「今日(きょう)」だって。で 今日ヒデキとエヴァは、山のチーズ工房へ。世界的に有名なチーズ「パルミジャーノ・レッジャーノ」が作られているZoccaゾッカという所です。パルミジャーノ・レッジャーノって イタリアの「チーズの王様」とよばれているらしい。思えばプロセスチーズのどこかいっぱいは食べられないような癖のある味から 粉チーズと出会った時の「感動」へと始まって、ニッポンでのチーズ世界も広がってきたものよのう。(完全にワタシ個人史をニッポン・チーズ流通史に置き換えちゃって無責任極まりませんが、おじいさんが入院した時お見舞いに行きその流れで入ったその病院内食堂でスパゲティミートソースを注文してもらい、「これもかけると美味しいよ」と手渡された粉チーズの瓶?がmyファースト粉チーズ。これがチーズ?こんなに美味しいものがあるなんて! で、あまりにかけすぎて「そんなにはかけないものだよ!」と止められました。 )
#18 古城の街 フォンタネッラート
Quanto costa questo? / Quanto costa questa?/これはいくらですか?/(指し示すものが女性名詞の場合)
今日は城めぐり。現在は市が管理しているロッカ・サンヴィターレ(城)へ。パルマの街から車で30分のフォンタネッラート中心部に建っている。14世紀から1948年まではこの土地を治めたサンヴィターレ伯爵家が実際に暮らしていた。「いちばん豪華な部屋だという天井にギリシャ神話のフレスコ画が描かれている城主夫人の浴室」へ向かう途中の回廊みたいなところが気に入った。(ろうそくの明かりで眺める浴室も美しいものでしたが。)このくらいの規模の建物になぜこんなにもゆったりした○○を敷設したんだろう、建物を見て回る時にはそんな変?なところが気になる方です。(今回の回廊はその城に似つかわしくもちょうどいい大きさの部分なのでしょうが。自分の好奇心ポイント説明のために例示してしまった。)プロポーションがなんちゃらかんちゃら騒いでる割には、騒いでるからこそか気になるのでした。
シネバール(Cinebar)『暗殺の森』(Il conformista)ベルナルド・ベルトルッチ監督 1970年の作品です。ジャン=ルイ・トランティニャンが若いー。当たり前か。ベルトルッチ作品、リストのところに行ってみたら一つも見たことがなかったみたい。見てみようかな。
#19 "最高の塩"の楽しみ方
Ho mal di gambe./足が痛いです。
エミリアロマーニャ州のサルソマッジョーレ・テルメ。Salsomaggiore Terme、Salso塩を含んだ/maggiore最高の。最高の塩という名の町。流れから「美味しい」に行くのかなと思ったら、エヴァが先導したのは建物にTHERMAEというプレート(看板)が付いているところ。テルマエ(^_^)/、ラテン語の浴場だそう。ってか、テルマエ・ロマエってことですね。なんだかとっても立派な建物です。日本の「温泉」ってイメージとは違います。塩分濃度が凄い、死海よりも濃いのだとか。水着で入るゾーンやエステのようなところも。salaryの語源が塩であることも分かりました。塩って大切ね。
#20 "エンジンの大地"のクラシックカー
Mi piace molto guidare le macchine d’epoca./私はクラシックカーを運転するのが大好きです。
これまでの流れで ヒデキの車好きは分かりますね。北イタリアのモデナは「車産業の聖地」で、そこに向かったヒデキとエヴァ。その地元に名車を集めるコレクターがいるとのこと。地元生まれの名車が散逸してしまうのを防ごうと設立されたCUP Collezione Umberto Panini Motor Museumパニーニ・クラシックカー・ミュージアム。パニーニさんちはパルミジャーノ・レッジャーノを作っている農場。チーズがクラシックカーのコレクションを支えています。中に入ってコレクション一望のもと、ヒデキ感激Incredibile! Museum主は現在二代目。語る語る!特にマセラティの1926-1940レーシングカーのみ生産期について熱く語っていました。クルマ好きだったらマセラティ・レーシングカーって聞いただけで分かるのかな。
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とらばーゆ/労働、クロワッサン/クロワッサン(!)、期(の命名感覚)に比べたら フツウと言えるかな。