第21章 アルザス紀行2
Qu’est-ce que vous allez faire aujourd’hui ?/Aucune idée.今日は何をする予定ですか。/考えが浮かびません。
憧れのオーベルジュに宿泊中、貴子とドミニク(えーと前回、J'ai réservé deux chambres.Au nom de Tokiwa.2部屋予約してます常盤ですがってチェックイン時に貴子言ってましたんで お部屋は別々です、とお節介オバサンがわざわざ書いときませう)。朝食は 朝日も緑もあふれる美しい庭でとります。気持ちよさそうですが日焼け気になる><。地産地消の良質食材に囲まれ、おいしさもボリュームも頂点のよう。貴子、L'avenir appartient à ceux qui se lèvent tôt.早起きは三文の徳。 と まとめ上げてました(^_^)/。宿の人に教わって、二人ワイナリー行き。トリスタン・ド・グドーが route des vins d'Alsaceアルザスワイン街道 について説明しています。フランスでいちばん古いワイン街道。アルザスといえば何といっても白ワイン。リクヴィルという美しい村に寄って散策。石畳に中世の家並み、旅行って感じバリバリです。ぶどう畑でのワイン・ピクニックも始まった。たくさんのおつまみの中、一つだけいただけるとしたら mirabelleミラベル(すももの一種)のショコラ、食べてみたいな。何種か出てきた中の甘い白ワインにも 甘いショコラ合うのだとか。朝ごはんしっかり取ってあったのも関係あるかなあ。甘×甘は時に、私だったら負けちゃう時がある。早起きはいろいろと徳、なのかな。そういえば私の ○ 早寝早起き朝ごはん。 この頃どこ行っちゃってるんだ。ちゃんと立て直したい。
第22章 アルザス紀行3
C’était comment ?/ C’était bien.どうでしたか。/よかったです。
録画始めの方できていなかった。どこかの受付のようなところで貴子「Merci.」カウンター内にいる人「Bonne journée.よい1日を。」貴子(語り)‘さっそくおすすめされた歴史地区へ。見どころが集中してるんだって。’と始まっているので、観光案内所に寄った場面、ということか。「NHKゴガク」で確認、アルザス地方第2の街・コルマールらしいですよ。貴子とドミニク、馬車に乗ってますよ。約40分の周遊観光馬車があるらしい。運河沿いは更にも人気のあるところ。愛でる言葉は On est à la Petite Venise.今 小さなヴェネツィアにいます。途中地元の郷土史家も加わり、建物めぐり。La Maison Des Têtesラ・メゾン・デ・テート「頭の家」、ファサードにたくさんの顔やお面の彫刻がありどれもおどけ顔。郷土史家リッチーさんによる説;おどけ顔はルネサンス期の流行、人間性の解放を目指した。じゃ日本若い子女子(それとも全世代・全世界的?)に流行っている「変顔」も 人間性の解放からの流れなんだろか。(このあいだTV(モノマネ番組)でみた、鈴木 ちなみという人の変顔に芸術を感じちゃった〔ハナシとっぷりズレテルケド〕。「変」にも「美」があって、彼女のはハイクラスだった!ダリ?)ところでリッチーさんの母語はアルザス語。「アルザス語は家で覚えた。フランス語は学校で習った。」。ズキン。自分の“そう安心して 休み時間、まわりの子と話し始めると 一言一言 笑われているような気になった。”の過去なる瞬間が、リッチーさんの言葉に呼び出される。リッチーさんに ズキンのような構えは見られないのに。
第23章 アルザス紀行4
Le spectacle commence à quelle heure ?/À partir de 20h 30 ce soir.ショーは何時に始まりますか。/今晩20時30分からです。
コルマールの町続き。ウンターリンデン美術館にやってきた。パリ以外ではフランスで来訪者第2位の有名美術館、と公式フランス旅行情報にありました。回廊がいい感じ。回廊に惹かれるのは こちら方面に住んでいることに関係あるんだろうか。(じゃご近所みんな回廊好き?まさか。アーケードとか雁木とかに通ずる、その空間。守られてる、守っている、保たれてる、保っている、あるいはその先に広がりゆくもの?)美にひたれば腹が減る。入ったビストロで出てきたお皿に山盛りのごちそう。これで一人前なの?アルザス旅行に健啖は必要か。なにしろシェフが「アルザスに軽い料理はないよ。」と言いきってました。それにしても、もうすぐ(20時30分から)民族音楽とダンスのショーが始まる、って言ってるのにこの明るさ!緯度高いんだなあ。
第24章 アルザス紀行5
Vous désirez ?/ Je cherche un cadeau pour ma famille.何かお探しですか?/家族へのプレゼントを探しています。
最終回。オーベルジュ L’Auberge de L’ILL感謝デーというか、厨房からディナーまで。シェフのマルク・エーベルラン氏語る、春はアスパラ5月狩り解禁のシカ秋ジビエ冬はキャベツに川魚(アルザス枕草子(^_^)/)。厨房見学とディナーの間、貴子とドミニク、Ribeauvilleリボーヴィレという町へおみやげを買いに。テーブルリネンで有名な工場を見学後、お店の方へ。そしてディナーです。まあ、おいしそう。番組もラスト、貴子がいつものノートの最後に書きつけた言葉が紹介されていた。
Là, tout n'est qu'ordre et beauté,
Luxe, calme et volupté.
そこでは秩序と美しさがすべて
豪奢 静寂 逸楽 L'invitation au voyage旅へのいざない (ボードレール)
この詩には曲も付いているみたい。それでは私は ♪ まだ覚えていますか 初めて出逢った日のこと… (フルート・ヴァージョン)辺りを聞きながら、何とも超特急仏語の締めくくりとしませう。(書き過ぎたー><。)