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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「私の1960年代」

2019-02-24 | _よむ__

“図録を買っ(てしまっ)たので 少しずつ見ていくのでせう。”
その図録を買ったミュージアムショップに
山本義隆さんの本が並んでいるを見かけた。
(初見の著者で 内容は難しそうでもあり でもどこか気になって 「三冊本」「みすず」だけ覚えて帰り[著者名の他にそれだけ覚えれば充分だと思ったのだ。]あとで検索してみると 絞り込んだはずが いちタイトルに収まらない。たぶん 世界の見方の… の方だったのだろうけれど 磁力と重力の… の方であったとしてもわるくない?気もするのだった。)

な割に、今手にしているのは
「私の1960年代」。
どこまで読めるでしょうか。

今回の「チコちゃん…」のところに 「爪」関連の話が出てきて(手の爪だったのにね)
ぽーんと 「赤頭巾ちゃん気をつけて」の中の爪を思い出した。
そして 連想は 1960年代、「三冊本」「みすず」検索の時のタイトルの中に並んでいたなと、イマココ。

「私の1960年代」 山本義隆著 金曜日 2015
○ 著者は1960年に東京大学に入学。(駒場寮に入る。)
○ 著者は1941(昭和16)年生まれ。
○ ということは 1960年の駒場の学生の大部分も 1940年か41年の生まれ。
○ ということは 入った小学校が 新制小学校に替わったとき、というタイミング。
○ ということは 100パーセント戦後民主主義の教育を受けた最初の世代。
本文読み始めてまだ2ページくらいのところながら
ん? 小学生 が出てきた。
新制小学校。「小学校」に「新制」付いて考えるの(読むの)、何だかとても新しく感じる。
のホントにホントに読み始めたばかり。

 

 

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「ぼくは本を読んでいる。」

2019-02-22 | _よむ__

登場人物たちの年齢は、二桁だ。
私だって 二桁だ。
ただ、彼らは二桁になって日が浅い。なにしろ 二年前は三年生だったのだから。
「ぼくは、幼くはないし、大人でもないってわけ。」
主人公のぼく(「ルカ」)は、そうつぶやいている。

「ぼくは本を読んでいる。」 ひこ・田中著 講談社 2019 を読んだ。
(小学生向け新聞連載小説〔2018年1月4日~3月31日〕が元になっている、とのこと。)

マンションに暮らすルカ。
両親の部屋、自分の部屋、LDK、そしてもう1室、両親が「本部屋」と呼んでいるスペースがあった。
ふとしたきっかけでその部屋に入ることとなったルカが本棚から偶然手にした本は、「小公女」だった。…

「小公女」が出てくる?そこに気をひかれて、読み始めた。
21世紀も六分の一以上経った時代に成長していく小学生たち。
例えば「ネットで調べる」、ルカたちには呼吸のようにごく自然なことのようだ。そんな風に
自分の時代や自分の子育て時代との違いを あれこれ考えながら読んでいった。
随分違うんだけれど 「幼くはないし、大人でもない」 そう言うとすると、同じカテゴリーになる。
違和感と納得と 二つ存在できる不思議を感じた読書となった。

ジャケットカバー、正面には主人公と思われる男の子が
裏面には 「小公女」の登場人物(動物)が配されている。おや、もう一人いますね(^_^)/。

 

 

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「ジョンとメリー」

2019-02-19 | _気な・気な_映画・ドラマ_

新刊広告の中に中村好文さんが出てきて
じゃまずは中村好文本を何冊か読み足そうと読み始めたらその中に映画のシーンの話が出てきて
見たことない作品だなと 借りてみた。


ジョンとメリー」。1969年、舞台はニューヨーク。
女性は男性の部屋のベッドの中で目が覚める。まだ互いに名も知らぬ二人。ベッドから始まったのだけれども そもそもこれって (交際が)始まったってことになるのか?相手は自分はこのことをどう思い感じているのだろう?…手探りのような2人の思いが静かに重なっていく。


中村さんの文章中に 「ジョンとメリー」のダスティン・ホフマンの部屋の中の本棚(LP棚?)の高さ に関する記述があってそれを確かめようとレンタルしたものだから、勢い見方が 住宅映画「ジョンとメリー」/あるいは室内映画「ジョンとメリー」/あるいはインテリア映画「ジョンとメリー」ってな感じになっていった。
ダスティン・ホフマンの部屋の室礼が いい感じ。
ミア・ファローが 室内をしげしげ見渡しちゃう気持ちも分かる気になりました(^_^)/。


 


 

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ハーモニー 「小さな恋のうた」

2019-02-19 | _きく__

日曜の昼下がり。
歌番組の出場者。
学ラン姿の高校1年生2人が 文化祭で好評だった曲を歌う。

♪ 広い宇宙の数ある一つ 青い地球の広い世界で

一つか二つか三つか 鐘が鳴れば、歌は終わる。
最後まで歌えることは少ないようだ。
だから。
今までの出場者で
この曲を歌った人たちで
最後のフレーズまでたどり着いた人は ほとんどいないのだろうか。

♪ 夢ならば覚めないで 夢ならば覚めないで
   あなたと過ごした時 永遠の星となる

鐘が二つ鳴った高校生に 司会者はこの歌のエピソードを聞きだす。
文化祭の劇と劇の間のつなぎに即興で歌い始めたのがきっかけだった。

ハーモニー。
文化祭の会場の学ラン姿のハーモニー。
どこまでも 響け 恋の歌。

 

 

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耐熱ガラスマグでホットワイン

2019-02-09 | _気な・気な_

温かい豆乳を飲んでみよう。
電子レンジに不慣れな家族が ふとそう思いついたそうだ。
電子レンジを使ってもいいか、と わざわざ断りの問いかけをこちらにしてくる。

嫌な予感がする。。。

念のため、家族の手元を確認しようとそばに行ってみると ぎゃぼ、
どなたかの披露宴引き出物にいただいた、切子細工が施されている細身のビアグラスに豆乳が注がれて 今まさに電子レンジのスイッチが入らんとしていた。
「わわわ。それって電子レンジに使ったりするコップじゃないよっ><!」
「え?ガラスって電子レンジに使っちゃだめなの?」

その先のあーだこーだの説明の末に(つまり、「ガラスでも電子レンジに使えるものと使えないものがあるの。」「ふーん、じゃうちのはどれがそうなんだ?」「え?どれって、これが耐熱だったかな?そもそも、陶製のコップじゃだめなのかな?」「ガラスの方がおいしそう?に見える。これから毎朝、温かい豆乳を飲んでみたい。」etc.etc.)、耐熱ガラスのサイズ大き目(買い足しなので今うちにない大きさのものを、と)マグがうちにやってきた。

ハリオ ストレートマグ

300ml、華奢な厚みの大きなマグ。
どれどれ、と先ずは私が試し使い。赤ワイン注いで 電子レンジ、チン。いい香り(^_^)/。

500円しないワインでホットマグ大雪小雪のニュース聞きつつ

連休ですなあ。

 

 

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日曜劇場『グッドワイフ』・「グッド・ドクター 名医の条件」

2019-02-03 | _気な・気な_映画・ドラマ_

新し目のドラマで (見)続いているもの、今二つ。


○ 日曜劇場『グッドワイフ』
何周見たんだ、CBS「グッド・ワイフ」(アリシア・フロリックのです)。で この1月から日曜劇場でリメイク、んんん。。。どうなっちゃうかなあ(≒原作越えはないとしても、周回遅れみたいなのになってたらヤダな~)。と上から目線で見始めて、面白い。よかったあ。と、頼まれていない急に現れた遠縁過ぎるオバサンになったみたいな応援。
アリシア、ピーター、ウィルあたりは それなりに準拠されていて、カリンダ・シャルマ、ケイリー・アゴスあたりは ドラマ作り手と私の解釈の違い!が面白い。(※ハイハイ、個人の感想です。)
パトリシア(パティ)・ナイホルム、「野田ともうします。」だった。まだ第2話までしか見ていないのに、次週予告編にニヤニヤ。じゃ、エルズベス・タシオニ、誰がやるんだろ?


○ 「グッド・ドクター 名医の条件」
タイトルバックに 「天文学と印刷 新たな世界像を求めて」の図録の中から選んだんじゃないか、と(たぶん違う。〔「たぶん」いらない。〕)思えるような人体図様が出てきて 美しい。ルートが見えない、けれど主体は同じものを目指すことのドラマに引き込まれる、毎回。(また、まとまらない表現><。でも今日も時間がないっ。)


 


 

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「青い目の夫」

2019-02-02 | _よむ__

「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート 2019」を見た(再放送の方で)。
ゲストに 中谷美紀(女優)、ライナー・キュッヒル(ウィーン・フィル 元コンサートマスター)、キュッヒル・真知子(エッセイスト) とあったのを 後で知り、「野風。ホントに異国の人と結婚したのね。」の(例によって)虚実綯い交ぜ好奇心が 中谷美紀 をその(ウィーン・フィルの)そばで見てみますかの、視聴に走らせた。またへっぽこ翻訳調になっていますが、キュッヒル・真知子(エッセイスト) の (エッセイスト) という肩書も気になり、
「青い目の夫」 キュッヒル真知子 新潮社 2013
を読んだ。
(「青い目のヴァイオリニストとの結婚」という題で 翌年に文庫化もされているようだ。)
(美紀さん夫君については テレビの中であまり説明はありませんでした。そりゃそうかも。)

国際結婚のタイヘンさ、その前に 
オーストリアにおいて(あるいはクラシック界において)ウィーン・フィル第一コンサートマスターの妻になるタイヘンさ なんとその前に
年に一度は里帰りしなければ頽れてしまいそうな 嫁姑問題が 著者の人生には最大に立ちはだかっていたのであった。
なにしろ 「第一章 姑」 と始まり、ん?冒頭がシュウトメさん関連からなの?と訝っているうちに その里帰り途上、既婚者の彼女に熱心に交際を申し込む男性が出てきたなと思う間もなく、次の次の次のページには その男性とのベッドインの経緯が出てきたのです。
著者は 「はじめに」というまえがき部分で「私の私生活を…個人として残すことに決めました。」とちゃんと?断り書きしているのですが、それにしても読んでいる方としては慌てました。姑、不倫。この2つのキーワードの関連性は如何に?
は置いといて(てか 書いてたら著者文章全引用になっちゃいそうなので先に進むと)、第2章からは

○ ライナー・キュッヒルがヴァイオリンを始めたのは、11歳。
○ 19歳で、第4回チャイコフスキー国際コンクールに出場。敗退。
○ 21歳で、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任。
○ バーンスタインの言葉「キュッヒルは世界で一番初見のきく男だ」

そのライナーさんの中々個性的な日常風景と それを支える真知子さんの、こちらも負けずに個性的な日々が書かれていきます。私のクラシックワールドにおいて のだめ占有率 が大きい(≒クラシックをそう知らない)せいか、私生活がフツーでなくともそう驚かない(第1章に驚いておきながらこう書く。)、ってな感じに 面白く読み、この本をもとにした新しいキュッヒル像が私の中にできました。(それでいいのかな。。。)

 

 

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