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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「誤解を招いたとしたら申し訳ない 政治の言葉/言葉の政治」

2025-04-20 | _よむ__
「ねじまき鳥クロニクル」を読んでいた時に
「誤解を招いたとしたら申し訳ない 政治の言葉/言葉の政治」 藤川直也著 講談社選書メチエ 2025年02月
という新刊案内を目にした。で、その題名が気になってしまった。
↑んもう、この書き方自体がこの本の内容に取り込まれているような雰囲気なんですが
◯ 誤解を招いたとしたら申し訳ない という表現には、出会う度に思いが残る。
◯ 「その通りには受け取れない」のではないか、と構えるからだ。
◯ それは「ねじまき鳥クロニクル」という作品を読んでいる時にも湧き上がっていた感覚だった。「その通りには受け取れない」のではないか。誰の発言・行動について?それはもう、一旦そう思いだすと出てくる人出てくる人、そう思えてきてしまう人だらけ。

で「ねじまき鳥…」も読み終えたことだし、「誤解を招いたとしたら申し訳ない…」を読んでみることにした。
が、。。。難しかった。読み進まなかった。

少しは読めた
第九章 犬笛とイチジクの葉

「犬笛」と「イチジクの葉」
という言葉をここに書き写しておこう。



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「ねじまき鳥クロニクル」+「100分de名著」

2025-04-14 | _よむ__
「ねじまき鳥クロニクル」、読了。
面白かったかと自分に問えば面白いの先の(手前の?周りの?)「気になる。」「この本の中の人たちが。」に引っ張られての読書だった。
元々の出版年はいつ頃だったのだろうと見にってみたら、
1992とか1994とか、30年ほどの昔。
登場人物の日常に(ストーリー展開はそりゃタイヘンですが、生活の所作なんかに)
そんなに目新しさを感じない、そこに新鮮さを感じた。
んんん?矛盾を買って出ているが、
2025年の今に読んでいると主人公のライフスタイルがそう特出したものに感じられない、そんな現代での浸透性を感じた。

初めて読んでおりまするが、長かった。
よく読み通せたものだ。
「100分de名著」で取り上げられると知ったから弾みがついたとも言えます。
その 第1回 日常のすぐ隣にある闇 を見た。
沼野充義さんも初めてお見かけしたんですが、なんとも軽快(第一印象)。
その印象に引っ張られて、作品「ねじまき鳥クロニクル」も弾んで?いく。
読んでから見て、の順で(私の場合は)よかった。



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『ベニシアの「おいしい」が聴きたくて』

2025-04-03 | _よむ__
『ベニシアの「おいしい」が聴きたくて』 梶山正著 山と溪谷社 2024.3

梶山さんは妻のベニシアさんを2023年の夏至の朝に見送った。
8年間における闘病生活だったそうだ。
梶山さんは写真家で登山もよくなさるようだ。
そう思って読んでいくと この本の文章に山行きの人の呼吸を感じた。
【今のこの状況を自分はこう感じている。】―それは、
「新しい時代の技術者倫理」の「セブン・ステップ・ガイド」、「で、どうする?とにかく直感的な思いをまず表現してみなさい。」を思い起こすこととなった。

かてて加えて
“パンデミック期、確かに日々暮らしていたはずなのに この頃思い出そうとすると 思い出せはするが、「絶対的時間」みたいなモノががついてこない。年齢はきちんと5年6年増えていて、でもそのすっぽり抜け落ちたように感じる時間を探しに行きたくなる。”
気味の私としては、
読み進むことが勉強していくような気になってくる本だった。
自分の人生に照らし合わせての
予習?復習?どっちも?



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「結局、会社は思うように動かない。 上手に働く人の社内コミュニケーション」

2025-03-13 | _よむ__
「結局、会社は思うように動かない。 上手に働く人の社内コミュニケーション」 下地寛也著 総合法令出版 2025年2月

あ!たらい回しだ!と思ったら。
をそれこそぐるぐる考えている時に
相聞歌(違うね、意味><)かなんかのように この本を読み始めた。

短めに章立てされた内容。
序ー3 仕事においてコミュニケーションが得意かどうかは関係ない
序ー7 コミュニケーションに本番はない
3-4 報告時にメモを渡す絶大な効果とは
3-13 根回しとは単なる事前ヒアリング
↑etc.「たらい回し・連想ゲーム」で引っかかった章をとびとびに読んでいった。

と、ほんの少し読んだだけですが
「あ。(こんな風に心掛けたら)たらい回るの、止められるのかも!?」と期待してしまいました。
この「社内」を「人生」に応用することはできるだろうか。
(展開し過ぎかなぁ。。。)



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「量子とはなんだろう 宇宙を支配する究極のしくみ」

2025-03-12 | _よむ__
「量子とはなんだろう 宇宙を支配する究極のしくみ」 松浦壮著 講談社ブルーバックス 2020年06月

「Newton」2025年2月号 大特集「量子力学100年」 の表紙や出版広告には

すべては、粒であり、波だった(すべては 粒であり 波だった)

という キャッチフレーズ? のような小見出しが付いています。
では。
この本、「量子とはなんだろう 宇宙を支配する究極のしくみ」ジャケットカバー後ろの方に行くと

「量子は、粒子なのか波なのか」
――長らく続いていたこの論争は、
「量子は、粒子でも波でもない何かである」という
予想外の結論に至りました。

と すべては、粒であり、波だった の先に行っています。(デイイノカ?)

で読み始めましたが、すぐ読み続かなくなった。
少しの抜き書きはしてみた。

◯ 量子の世界では「存在すること」と「見えること」は同じではあり得ない(p.7)
◯ フラッシュメモリのような半導体技術からMRIのような医療技術に至るまで、量子力学を駆使したさまざまな科学技術が開発されて、私たちの生活を豊かにしてくれている(p.7)
◯ 量子を表現する方法はひとつではありません。ハイゼンベルクの行列力学、シュレディンガーの波動力学、ファインマンの経路積分などなど。(p.11)
◯ 「太陽は何からできているか知っていますか?」…太陽は水素(とヘリウム)の塊です。(p.86)
◯ 水素の塊が高温になれるのは、酸化反応ではなく、水素の原子核(陽子)4個が融合してヘリウムの原子核1個になる「核融合反応」のおかげ(p.90)
◯ 夜空に輝く星々のほとんどが、太陽と同じように水素の核融合によって光っている(p.90)

すいそってすごいのね
どこで どこに向かって 呟いてんだか、呟いています。



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「過越しの祭」「ロサンゼルスの愛すべきダンス仲間」

2025-02-19 | _よむ__
「山火事で「全て失った」 LA在住の芥川賞作家・米谷ふみ子さん」
毎日新聞 2025/1/15 20:58(最終更新 1/15 20:58)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

米谷ふみ子作品を読んだことがなかった。
と、上記のニュースを見て思った。
  ↓
「過越しの祭」と「ロサンゼルスの愛すべきダンス仲間」を読んだ。
(何というきっかけで読むこととなったことか…。)

米谷ふみ子氏は1930年大阪市に生まれ、94歳。
1952年、大阪女子大学国文科卒業。
1960年、アメリカのマックドウェル・コロニーから奨学金を受け、渡米。同年、ジョシュ・グリーンフェルドと結婚。
1985年、「過越しの祭」で芥川賞と新潮新人賞を受賞。

ふと須賀敦子のことが浮かび、経歴を見に行った。
須賀敦子
1929年、大阪生まれ。
1951年、聖心女子大学文学部外国語外国文学科卒業。
1960年、ジュゼッペ・ペッピーノ・リッカと出会い、1961年結婚。
1991年、「ミラノ 霧の風景」で女流文学賞、講談社エッセイ賞を受賞。

自分の親世代なんだなあ二人は、ちょうど。と
今更のように感じ入った。
大学に通っていたり、渡欧、渡米、…、そういう特別な人々、という思いが先に来ていて、
けれど今回、年表みたいに眺めてみると
経歴を外し、年代だけを身内と並べれば
自分の親世代なんだなあ二人は、ちょうど。と繰り返す思いになった。

「ロサンゼルスの愛すべきダンス仲間」は マガジンハウス、2013.05.23発行。
雑誌「クロワッサン プレミアム」に連載されたエッセイを中心に加筆修正されたもの。
2013年ならば、米谷さん82歳。ダンス歴はかれこれ30年(フォークダンス系)。
「著者がロサンゼルスのダンス教室で出会った、愛すべき普通の人たちの普通でない人生とは。」(出版社サイトより)とある、
“ダンス教室で出会った、愛すべき普通の人たち”の年齢層は高い。
80代、90代、100歳も!お仲間の方々もダンス歴数十年と長いのかしら。
ある時(と言ってもイラク戦争が始まった頃の事ですが)米谷さんは気付く。
その時のクラスのメンバーで戦争(第二次世界大戦)体験のある人は、米谷さんともう一人、1939年にワルシャワ近郊に住んでいたユダヤ人・スポラの二人だけだった。(p.082)
「このクラスのアメリカ人は、戦争のことを何も知らない。」米谷さんはそう続けていた。
時は巡る。ダンス教室のメンバーも巡る。
米谷さんとスポラが体験していない「戦争」体験を持つ人々が現れる。
1952年春、ネバダ。
1950年、漢江の橋を越える。



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Newtonライト3.0 超ひも理論

2025-02-09 | _よむ__
「Newtonライト3.0 超ひも理論」発行年月日:2021年10月25日

超ひも理論。どうして「ひも」なんだろう。印象的には「糸」なんだけどなあ。
印象を語る!?この知識時点で!!?の私が通ります(^^)/。

「ひもの不思議な性質」という章立てのところの例えば
「伸び縮みし,切れたりつながったりできる」
という表現で早々と、「ナルホド。こりゃ、ひもかも。」と「糸」印象疑念はあっさり氷解。
誰も付き合ってくれなさそうな疑問解決を含みつつ、読了。

読了。強調したりして。
とにかく、読了。なんなら、音読してしまいました。
(各ページ、音読可能な文字数です。やってみます(^^)/?)
音読、恐るべし。
音読した日本語を理解した感を私にもたらし、
音読した日本語部分の内容を理解したかのような錯覚ももたらす。(一瞬ね(^^)/。)

バージョン的には「3.0」より「2.0(発行年月日:2019年10月25日)」を先に読み始め、途中、その先「3.0」が発行されていることに気付く。その時点で「3.0」の方に移って、つないで読み出す。混ざったって平気!?な知識吸収段階なので混ざったって平気(『コンパクト化』された余剰次元・風(^^)/)。

“音読した日本語部分の内容を理解したかのような錯覚ももたらす。(一瞬ね(^^)/。)”
の中で一番感動的だったのは、

3 かくされた「次元」の謎
世界が3次元である必要はない(p.38・39)

のところ。
◯ ユークリッド 高い次元から低い次元へと下りる。→いつまでたっても立体をこえる4次元は登場しない。
◯ ポアンカレ 低い次元から高い次元へと上っていくように発想した。→これならば、好きなだけ多くの次元を定義し、あつかうことができる。
どのページにも文章とともに図解もついていて、その図解も文章ももちろん p.38・39 のところにもあって、その文章も図解も一読・一見で分かった気になったのでした。
ユークリッドとポアンカレを一読・一見で分かった気になった。感動の冗長性(←きっと使い方間違ってる?)、発生しております。



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「オッペンハイマー」(2023)⇔「物理村の風景 人・物理・巨人・追想をちりばめた宝石箱」⇔ボーア・仁科・坂田

2025-02-03 | _よむ__
ここで、「物理村の風景 人・物理・巨人・追想をちりばめた宝石箱」を再読してみることにした。
◯ 2022-05-12に読んだ頃には、ニールス・ボーア/仁科芳雄/坂田昌一…、もちろん?著者の亀淵迪さんに至っても、誰が誰だか分からず読書だったんですが、
今回、分かる~(^^)/。知ってる知ってる。亀淵さんて益川さんと近き人だったんですね。などと、ここに書こうとすると表現はあやふやになってしまいますが、友だちの友だちは友だちだみたいなノリで読むことができた。

◯ 1945年4月、亀淵さんは旧制第四高等学校・理科甲類の2年生。金沢医大に疎開していた理研仁科研究室の「宇宙線実験室」に勤労動員派遣されている。4月から8月までの動員期間中、仁科さんが2度来沢(来沢って言うんですね。ライタクで変換できなかった。)。亀淵さんが仁科さんを見掛けたのは、この2回が最初で最後。(p.289~)
四高から理研への勤労動員数は20名。ほかに一高・自由学園・東京女高師からも派遣されていて、「昼休み時間には、皆でバレーボールをやって打ち興じた」と亀淵さんが書いている。一高・自由学園・東京女高師。勤労動員ってそんなに遠くからも派遣されたものだったのか。それとも、理研仁科研究室の「宇宙線実験室」という特別な組織だったからなのだろうか。
◯ 1962年3月、亀淵さんは留学でロンドンに住んでいる。研究室メイトのチリ人物理学者のカメラ購入にアドバイザーとして付いていくことになり(日本人は、「カメラの国から来たカメラ人間」と見なされていたみたい。)、ついでに近くにある「面白い」写真スタジオのショウウインドウをのぞいて行かないか、と提案されている。(p.254~)
その写真スタジオに置かれていた作品が凄い。錚錚たる顔ぶれ。スタジオの主、ロッテ・マイトナー=グラーフさんに物理学者の二人が話を聞いているうちに、彼女がリーゼ・マイトナーの姪であることが分かり、二人は重ねて驚くことになる。
リーゼ・マイトナーという人は、1938年のハーンとシュトラスマンによるウラニウム関連実験を初めて理論的に確認した研究者。。。。こんな風にここに書き写していてもちんぷんかんぷんです、なはずが、「1938年のハーンとシュトラスマンによるウラニウム関連実験」に関わるシーンを「オッペンハイマー」(2023)に見たかも?とまた再生し直して探す探す。あった!あった、って、あってそう不思議ないことに一人騒いでおります。その映画の中でそのニュースに驚いたアルヴァレズがオッピーを探しに全速力しだし、この本の中で物理学者二人がその写真スタジオ主がリーゼ・マイトナーと親戚関係であることを聞くに至って驚き、この私がそれらの事を目にして何が何だか驚いている。

どこか 家族合せかるた遊び みたいな読書傾向になってきております。面白いのでよしとしている。



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「Newton」2025年2月号 量子力学100年 「PART2 発展する量子力学」

2025-01-30 | _よむ__
「PART2 発展する量子力学」に進みました。
こちらは 聞き覚えのあるお名前の方々がちらほら。
ここでも
>書いておくと先々検索で出てきてくれる。
を期待して、次々書きましょう。
仁科芳雄
朝永振一郎
湯川秀樹
ロバート・オッペンハイマー
リチャード・ファインマン
ジュリアン・シュウィンガー
スティーブン・ホーキング
佐藤勝彦
アラン・グース
ヒュー・エヴェレット3世
ウィリアム・ショックレー
ジョン・バーディーン
ウォルター・ブラッテン
レオン・クーパー
ジョン・ロバート・シュリーファー
南部陽一郎
小林誠
益川敏英
梶田隆章
江崎玲於奈
中村修二
赤崎勇
天野浩
デイヴィッド・ドイッチュ
ピーター・ショア
村山斉
山本貴博
…ってなわけで PART2、多数が登場。
“「PART1 量子力学の誕生」部分読み進んでいけば分かるようになっています。”の時のような
ジャックと豆の木?的読んでいくと読んでいく成りに分かった気になる充実感を得ることは難しかった(≒読む先から忘れていくような不安感?っま、「PART1 量子力学の誕生」だって今となってはどう覚えているかはあやしいものなのですが。)。
でも、最後まで読んだ。♪それが結構大事ぃ~(と思いたい。)



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「SCREEN」 2024.5

2025-01-29 | _よむ__
「SCREEN」 2024.5
特集『オッペンハイマー』の全貌/『オッペンハイマー』への理解をより深めるためにおさえておきたい3つのこと

ってなっている。
そうだよね。こんな風な前知識ほとんど持たずに再生始めていたから大騒ぎになる。

この号の中に ロスアラモスに現存するオッペンハイマー邸 の説明と写真が載っていた。
映画の撮影にも使用された、とのこと。
この記事に出会えてよかった。
映画の中に「建物を映す」という意図が感じられる撮影アングル箇所があって
その中の一つは、(プリンストン)高等研究所だった。
「探究する精神」の中でたまたま見かけたことがあって知っていたにすぎないが
その映像の 間 みたいもので
「大丈夫?この映像は実在・本物ですからね?」と製作者の人たちから念を押されているような気になっていた。

他にももっとあるのかな(^^)/。



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