今年の『流行語大賞』ノミネート決まる 「レリゴー」「ダメよ~ダメダメ」など50語(ORICON STYLE) - goo ニュース
の季節でありまする。
ノミネート50語の流れに乗って、2冊読書。
○ 「STAP細胞はあります」
この言葉本体よりも『実験ノート(の書き方)』の方に興味がわいて、手に取った「理科系の作文技術」。
中公新書 1981 (読んだのは「改版のためのあとがき 2001年10月」のページがあるもの。)
○理科系 ○作文 とあれば、ページのどこかに「実験ノート」も出てくるんじゃないか、
いつか読んでみたいなと思っていた 今でしょ(^_^)/と広げ
「実験ノート」はあっさりとすぐ出てきた。がしかし、書かれている内容には驚くこととなった。
理科系の人が仕事のために書く「作文」の種類を書き出したページで
A類B類二種類に分けられたうちのA類に 「実験ノート」は入っていた。
A類というのはどんなものかという説明には
「どんな書き方をしてもいい、自分自身が読み返すときに誤解するおそれがなければ 文章のかわりに自分に分かる記号のようなものでもいい」そんなふうなことが書いてある。
あれれ、そうなの? 実験ノート にもいろいろ種類(段階)があるのかしらん、と混乱が始まり 先に進まなくなった、春。
ノミネート50語ニュースを耳にして 読む気あっさりと復活。
理系作文のレベルアップと日本語文化例えばゆかしさとのせめぎ合いに揺れる著者の心情と、そこを乗り越えてまでも必要な はっきり言い切る姿勢の大切さ、が 熱っぽく伝わってくる本だった。
○ 「こぴっと」
村岡花子つながり探しに本棚を眺め 「クリスマス・カロル」 ディッケンズ 村岡花子訳 新潮文庫1968。
おー、今回はというか 現在読み進み中。
変な書き方ですが、今まで手に取ったはいいがページが進まなくなること数回。面白く感じられなかったのです。どうしたのでせう、今回は面白い。