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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「子どもの発達 基本のき」 その先先

2016-11-24 | _気な・気な_

介護の本を手にしていたら、ふと気になった電子番組表のタイトルがあった。
「まいにちスクスク 子どもの発達 基本のき」、子育てに関する5分間番組です。

この世に生まれて育ち そう、人生が始まって 
お年頃期には 逃げ恥的トライ&エラーも
(タイミング的に現在視聴番組も心の中に顔を出す(^_^)/)
そしてその先先に 老いていく、ということがあるのかな

介護の本を読んでいる今に見る子育て番組は、番組内容のみならず、そんな法話のような広がりを感じるものとなった。

「動き」「記憶」「こころ」「ことば」の4回放送。
なにしろ モノは5分間番組である。サマリーというか凝縮というか濃いというか。
乳幼児期の子育てから「一周回って一番遠い」みたいな位置にいる今の自分としては、記憶のなかの〔子育てってタイヘン〕レッテルとはかけ離れた骨太なナニカがそこにあった。
例えば 「動き」の回の内容は、次のような具合。
○ 運動発達は生まれつき決まっていて、発達のスピードがゆっくりな子でも、最終的な到達点はほぼ同じ。
○ 体を動かすには、その司令塔となる脳の発達が必要。生まれたばかりの赤ちゃんの脳は、おっぱいを飲んだり排せつをするなど、生きるために必要な最低限の機能しか備わっていない。成長するに従って脳が発達し、それに伴い徐々に体を自由に動かせるようになっていく。
○ 赤ちゃんの「動く能力」の発達は順番が決まっている。頭から足のほうへ、そして体の中心の背骨から手先のほうへ。これは脳の発達に連動したもので、順番はどんな子どもでも変わらない。(以上、番組HPより)
説明に相当する成長期の赤ちゃんたちが5分間の中にスクスクと動き回っている。まるで 天空から眺めている神々にでもなったような気分だ。慌てるでない。焦るでない。成るように成っていくぞよ。(そんな気がするのよ、平匡さん。ん?ダーレニ声カケテンダカ。。。)

まいにちスクスク子どもは育って、大人になって、さて、育つという言葉が変容した先先に 老いる という世界があるのだろうか。
“ファッジさんのブログの中に息づいている視線(哲学?)の新しさ(そう感じるのです。)、そのせいなのだろうか。”の印象が ここにも現れるのだった。

 

 

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「嫁・姑」→「息子・母親」「娘・父親」 介護の本を読んだ。 2

2016-11-19 | _よむ__

「お母さんもこの家に住んでいたときの、お母さんの使っていた部屋はどこ?」
とめずらしく長い文章を、真剣な顔で(お父さんが)喋った。

父が、著者である娘の自宅に久しぶりに寄った時に言った言葉。‘お母さん’(父は死別した自分の連れ合いのことを‘お母さん’と呼んでいる。)は実は、娘宅で同居したことはなかった。数回遊びに来たことがあったことを父は記憶違いしている。なのにその記憶違いの内容を口にする彼の文章は、めずらしく長いのだ。内容は的外れなのに発語レベルは取り戻されたように上がっている。その同時性の衝撃度。

「準備しておかなくてもいいの。デイ(サービス)に送り出す支度をするヘルパーさんというのもあるの」
とケアマネさんが言い、姉も私も驚いた。よく考えられている!

「よく考えられている!」そういうものがどれくらいあるのだろう。介護そのものが奥深いのにその奥深さをカバーするものが更にあるわけだ。なにかその広がりの大きさに圧倒されてしまい、先のページが読みにくくなっていった。少し休んで、いつか続きを読めるかな。

 

 

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「嫁・姑」→「息子・母親」「娘・父親」 介護の本を読んだ。

2016-11-18 | _よむ__

“ちょっと気になったらズンズン気になっていって バニラファッジさんという人のブログと著書をたぶん半分以上読んだ。”
「気になっていって」はそのまま続いて、勢い2冊手に取った。 

○ 「熱闘! 介護実況」 松本秀夫 バジリコ 2016
耳にしたことが残念ながら無いのだが、著者はラジオ局のアナウンサー。野球実況のベテランのようで題名はそちらからきているようだ。実母・介護の本。

○ 「週末介護」 岸本葉子 晶文社 2016
こちらは実父・介護の本。岸本さんの本は何冊も読んだことがあって、時々お父さんのことも出てきていたなと思い出しながら読んだ。

さて、「読んだ。」と書いたが、実は2冊め・岸本本の半分を過ぎた辺りからは「介護」という世界のエネルギーに圧倒されたような状態になり、読み進めなくなった。(松本本は、先に手にしたから読了できたのだろうか。)

例えば 岸本本の中から書き出してみる。

 「お母さんもこの家に住んでいたときの、お母さんの使っていた部屋はどこ?」
とめずらしく長い文章を、真剣な顔で(お父さんが)喋った。

「準備しておかなくてもいいの。デイ(サービス)に送り出す支度をするヘルパーさんというのもあるの」
とケアマネさんが言い、姉も私も驚いた。よく考えられている!

一つめのエピソードで「そうなのか。会話の言葉がだんだん少なくなっていったりするのか。」と 何を今更のことではっとし、
二つめのエピソードで「私もそう思う。よく考えられている!」と知らない世界の奥深さに身構え、
介護の世界の大きさに改めて触れたような気になったのだ。
かてて加えて(ん?ちと意味違う?)なんと言うことだ、私は同時に 白石一文「記憶の渚にて」を読んでいたのだ。というか、読み始めたけれども文章に乗ることができなくて途中下車かなと思い始めた頃に松本本を手に広げ、なぜか「記憶の…」の方も俄然読めるようになっていった。

フィクションとノンフィクションとごちゃまぜの中で感じる考える、時々刻々。

 

 

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「夢売るふたり」

2016-11-13 | _気な・気な_映画・ドラマ_

はい、西川美和作品です。


内容をほとんど知らずに見始め そうなるの?とすぐ驚いた。
(ざっくりながらにも取っ掛かりが得られる)映画の予告を見ておくということは良いことなんだ、と 
見ていなかった今回変な感心をした。


映画が始まると松たか子阿部サダヲ出演名が映し出されていき 
幾つかめの配置に少し目を引かれる。


商売をしているふたりのもと、「夢売るふたり」と題が付いていると ああこれは売っているものなのか。勝手ながらに。
けれど書類は高い地にはり出されていて、いつかの先に彼らは返そうとしている。
人を騙してはいけない。
そこのところが少し違う見解の地に浮いている、特に里子(松たか子)の心は曇りガラスの向こうである。
世渡り下手の貫也(阿部サダヲ)がガラス張りに見えるのか、マジックミラーなのか、
いちいち疑いながら見ていった。


 


 

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「クロワッサン」 11/25特大号

2016-11-11 | _よむ__

ヨーグルトを買いにコンビニに寄って雑誌コーナーの前を通ると


“…“止まり木”が現れ出た><!
あ 火山農園三階のバルコニーだ。。。”


そんな表紙が視界に現れた。


表紙には写真が5枚配置されていて幾つかのお宅の
庭やリビングやサンルームや螺旋階段や
そして止まり木。


その雑誌の背と小口を右と左に、視線近くに持ち上げて見上げれば
サンルームを2階に移しての 新たなる一軒家の 眺めなりけり。
(そんなんしなくとも、成ってますかね><。)


止まり木には3人腰を下ろしている。4人くらい座れそうだ。
ディズニーランドのピーターパンの乗り物をふと思い出して、
画像のところに行ったら記憶のものとだいぶ違っていて
あの浮かぶ感じ、今思い出すと思っているあの浮かぶ感じは その時のもの?違うもの?
誰に聞いたらいいのだろう。誰といっしょに行ったのだろう。むかし。むかし。


 


 

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「題名のある音楽会」 「若き俊英たちの音楽会」

2016-11-10 | _きく__

風と書いて かおる 。

それでは今回の出演者・ピアニストの實川風氏は 五月生まれなのだろうか。
そんなことを考えながら F.ショパン エチュード集 第1番「エオリアン・ハープ」 の演奏を聞いた。続くは L.v.ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第21番「ワルトシュタイン」第1楽章。
「ワルトシュタイン」 うちにはなかった。 と思ったら、
「あ、(やっぱり)あった。」と どどどどど 関連?盤なの? 7枚出てきた。

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集*第1巻*第5巻*第8巻*第9巻
バックハウス(視線は鍵盤方向か。)

ベートーヴェン:3大ピアノ・ソナタ(2) 「ワルトシュタイン」「テンペスト」「告別」
バックハウス(視線は楽譜方向か。)

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ集3 熱情・第18番・告別
ゲルバー(ディカプリオ物真似るところのジャック・ニコルソン型眉までは行ってませんなあ+片ほほ笑み)

ベートーヴェン:「悲愴」「月光」「熱情」
ハイドシェック:宇和島ライヴ2 (テイチク) (かそけき花束とともに退場するところ?)

書き写したはいいが、やっぱりこりゃ多い。
コンクール・第3位 つながりが気にとまって まずはゲルバーを聞いた。

もしもピアノが弾けたならよもやピアノが弾けたならそうさピアノが弾けたならどんな気持ちのするだろう。

 

 

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「蛇のひと」

2016-11-09 | _気な・気な_映画・ドラマ_

「追憶」
「摩天楼はバラ色に」
「ビフォア3部作」
「ロスト・イン・トランスレーション」


数えてみたら少なくとも2,400本は映画を見てきたという人の 私の10本 みたいな紹介記事が雑誌の中にあって、上記のような作品が含まれていた。
これら4本は(6本は?) 私がもし聞かれて 私の50本 みたいに答えられるとしたら(「10本」と限定できないところが、相変わらず絞り込みのできない性格であることよ。。。)入りそうなタイトルだなあ。特に「摩天楼はバラ色に」が2本めに(2番めに)入っているのに親近感がわいた。(「摩天楼はバラ色に」、2ケタ回数〔つまり幾度も〕見ているような。その度に主人公の進む力に引き込まれた。と、大統領選挙のこの頃合いに思い返している。今この作品はどうとらえられているのか。)


残り6タイトルの中に 「蛇のひと」 があった。
未見。見てみようと借りてきた。


失踪した人を主人公が探し出さなくてはならなくなり、わずかな伝手をたどりながら話が進んでゆく。
わずかな伝手はしかし、思いのほかしっかりと続いてゆく。
深まる謎はかえってその他の謎を解きほぐしているようにも見えてくる。


ラストと その一つ前のくだりは、予想していたものと一致して 「おっ、(やはり)そう来たか。」と 自分の気持ちの納まりを感じることとなった。


 


  

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「更年期から変わる女の人生 3 」 (録音ラジオ 11月3日 木 文化の日) 

2016-11-08 | _気な・気な_

ちょっと気になったらズンズン気になっていって バニラファッジさんという人のブログと著書をたぶん半分以上読んだ。(ブログはさて、どのくらい読めているのやら。コメント欄も盛況なので大著なのです。)

そのご本人がラジオに出演されるという。はりきって録音、やっと再生した。
(「THE CHANGE OF LIFE 更年期から変わる女の人生 3 」。3ってなってる。シリーズ物なのかな。)

義母と義母の実妹(独身を通しずっと同居していた)の二人の介護を通してのエピソードの中に
義母の様子が紹介されていた。
認知症症状の一つと思われる「自分で判断ができない」状態にその時あったギボ子さん(ファッジさんは、お姑さんのことを愛情をこめてそう呼んでいるようだ。)が、嫁であるファッジさんに問い掛ける。

ギボ子「今日は暑い?寒い?はおり(もの)(重ね)着た方がいい?」
ファッジ「今日ちょっと寒いからはおってた方がいいよ。」
ギボ子「…じゃあ、後でね(ファッジさんアドバイスの逆に向かう)。」と 聞いておきながら着ない。

ファッジさんはその時のことをこう見ていた。
「自分で判断ができない。暑いのか寒いのか。けれど人に聞いて言われるとその(アドバイスの)反対をすることで自分の意思があることを伝えようとする。」

このくだりを聞いていた私はその時ファッジさん側ではなく、なぜかギボ子さん側にすっかりなっていて心を撃ち抜かれたような衝撃を受けた。日々まだらに認知症症状が現れる自分というものを支えきれない自分。せめて天邪鬼になって、その自分を自分のものにしておきたい。「嫁が姑のお世話をするのは当たり前だのクラッカー。」的な言動がポンポン出てくる、毒舌系もしや最高峰なギボ子さんながら 傍観者である私の気持ちが(嫁側ではなく)姑である彼女の方に持って行かれてしまうのも、ファッジさんのブログの中に息づいている視線(哲学?)の新しさ(そう感じるのです。)、そのせいなのだろうか。

と ドキドキ引き込まれていったものだから 途中に入ったニュースタイムの
「…J1は今日、第2ステージ最終節の9試合が行われ…、アルビレックスとグランパスはともに年間勝ち点が30で、引き分け以上であれば、ほかのチームの結果と得失点差によっては残留の可能性がわずかに残っています。…」なるニュース原稿をリアルタイムものと勘違いしてしまい、あれ(*_*)?このあいだ踏みとどまったんじゃなかったの!?サッカーっていったいどうなってんだ!と要らぬドキドキ累乗されたでねっか。。。

 

 

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