入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

 いち日もの言わず夕焼け小焼け

2013年10月11日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

 天気:曇りのち晴れ、気温:16度C(昼)

 朝は霧が出て、雲と区別がつかないような天気が続いていたが、昼近くなると青空が広がった。ところが長くは続かず、また雲に空の大半を奪われ、風まで激しく吹き出した。そして3時を過ぎたころからまた大方の雲は消え、真っ青な空に変わった。目まぐるしい。

 大沢山の電気牧柵の電圧がゼロになってしまい、午後はそれにかかりっきりになってしまう。しかし、どうやら発電機本体のトラブルのようで、手におえなかった。通電を止めてしまうと、折角の学習効果が失せて、鹿は電気牧柵を怖がらなくなってしまう。今まで保守してきた意味も努力も、これで終わりとなるかもしれない。



 ようやくいい写真が撮れたと思ったら、もうあと1週間でオサラバだよ・・・。
 
 牛の子の大きな顔や草の花  虚子



 森の上部は霧で隠されてしまった。アンミツ調で描いてみたい。 

 夕暮れの落葉松の森が残光を浴びて、陰ったところとのコントラストのきつさがひときわ美しい。そしてあっという間に日が落ちると、それを待っていたかのように鹿の声が。
 ここは夕焼けも星空に負けず美しく、小屋へ帰る途中第一牧区の方を見上げたら、夕焼けを背景に牛の小さな黒いシルエットが幾つか、ゆっくりと動いていた。
 
 明日から3連休。まだ予定の決まってない人は、入笠へいかがですか。
コメント
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