
天気:曇りのち晴れ、気温:16度C(昼)
朝は霧が出て、雲と区別がつかないような天気が続いていたが、昼近くなると青空が広がった。ところが長くは続かず、また雲に空の大半を奪われ、風まで激しく吹き出した。そして3時を過ぎたころからまた大方の雲は消え、真っ青な空に変わった。目まぐるしい。
大沢山の電気牧柵の電圧がゼロになってしまい、午後はそれにかかりっきりになってしまう。しかし、どうやら発電機本体のトラブルのようで、手におえなかった。通電を止めてしまうと、折角の学習効果が失せて、鹿は電気牧柵を怖がらなくなってしまう。今まで保守してきた意味も努力も、これで終わりとなるかもしれない。

ようやくいい写真が撮れたと思ったら、もうあと1週間でオサラバだよ・・・。
牛の子の大きな顔や草の花 虚子

森の上部は霧で隠されてしまった。アンミツ調で描いてみたい。
夕暮れの落葉松の森が残光を浴びて、陰ったところとのコントラストのきつさがひときわ美しい。そしてあっという間に日が落ちると、それを待っていたかのように鹿の声が。
ここは夕焼けも星空に負けず美しく、小屋へ帰る途中第一牧区の方を見上げたら、夕焼けを背景に牛の小さな黒いシルエットが幾つか、ゆっくりと動いていた。
明日から3連休。まだ予定の決まってない人は、入笠へいかがですか。