天気:晴れたり曇ったり、気温:15度C(昼)
コースレコード:
出発8:15 - 半対峠10:00 - フトノ峠11:55 - 鹿嶺高原12:30 - フトノ峠13:1 0 - 小黒川林道14:30 - 南沢3:10 - 帰着:3:45 (所要時間:7時間30分、 但し含む 休憩時間3分1回)
渋るヤマかっちゃんを半ば恫喝して出発したのが、予定より15分遅れの8時15分。ヤマかっちゃんは、猫と犬という奇妙な家族構成で、その朝いずこからか再登場を決めたのだった。
高座岩まで行かぬうちに、ヤマかっちゃんの愛犬「二歩」は姿を消す。半対(はんずい)峠までは緩やかなアップダウンの尾根道を快調に行く。コースはハッキリしていて標識も1キロごとにあり、赤布も概ね適切。
半対峠からがキツイと、このコースをすでに体験した北原のお師匠より聞いていたが、上り下りが大きくはなったがさほどのこともない。出発時は快晴だったのに、霧が乱舞して視界はよくない。白岩岳も仙丈も北岳も雲の中。その日最初で最後の休憩をとるも、このころからヤマかっちゃんの調子が下降線を描き始めた。そしてついには鹿嶺高原まであと4キロという地点で、登山続行を断念。やむなく彼を捨てる。
実は二人ともヘッドランプを持っていなかった。そのため、できれば明るいうちに帰りたかった。ヤマかっちゃんもそのあたりのことを忖度して、歩行速度を落とさないようにと、彼だけ一足先に引き返すことにしたのだろう。山の経験は充分あるはずだから、言うとおりにした。
フトノ峠を過ぎ、鹿嶺高原まで2キロを急ぎ、昼少し過ぎに到着。期待の甲斐駒は、やはり雲に遮られて見えない。やむなくすぐ折り返す。20年以上も前、まだ小さかった娘が怖がった見晴台が懐かしかった。娘やその時同行のHRS君、二人の姪のことも思い浮かべながら帰りを急ぐ。(つづく)
コースレコード:
出発8:15 - 半対峠10:00 - フトノ峠11:55 - 鹿嶺高原12:30 - フトノ峠13:1 0 - 小黒川林道14:30 - 南沢3:10 - 帰着:3:45 (所要時間:7時間30分、 但し含む 休憩時間3分1回)
渋るヤマかっちゃんを半ば恫喝して出発したのが、予定より15分遅れの8時15分。ヤマかっちゃんは、猫と犬という奇妙な家族構成で、その朝いずこからか再登場を決めたのだった。
高座岩まで行かぬうちに、ヤマかっちゃんの愛犬「二歩」は姿を消す。半対(はんずい)峠までは緩やかなアップダウンの尾根道を快調に行く。コースはハッキリしていて標識も1キロごとにあり、赤布も概ね適切。
半対峠からがキツイと、このコースをすでに体験した北原のお師匠より聞いていたが、上り下りが大きくはなったがさほどのこともない。出発時は快晴だったのに、霧が乱舞して視界はよくない。白岩岳も仙丈も北岳も雲の中。その日最初で最後の休憩をとるも、このころからヤマかっちゃんの調子が下降線を描き始めた。そしてついには鹿嶺高原まであと4キロという地点で、登山続行を断念。やむなく彼を捨てる。
実は二人ともヘッドランプを持っていなかった。そのため、できれば明るいうちに帰りたかった。ヤマかっちゃんもそのあたりのことを忖度して、歩行速度を落とさないようにと、彼だけ一足先に引き返すことにしたのだろう。山の経験は充分あるはずだから、言うとおりにした。
フトノ峠を過ぎ、鹿嶺高原まで2キロを急ぎ、昼少し過ぎに到着。期待の甲斐駒は、やはり雲に遮られて見えない。やむなくすぐ折り返す。20年以上も前、まだ小さかった娘が怖がった見晴台が懐かしかった。娘やその時同行のHRS君、二人の姪のことも思い浮かべながら帰りを急ぐ。(つづく)