スウェーデン音楽留学サバイバル日記 ~ニッケルハルパ(nyckelharpa)を学ぶ

スウェーデンの民族楽器ニッケルハルパを学ぶため留学。日々の生活を様々な視点からレポートします。

ストックホルム行き、乗換えテクニック

2006-11-19 21:36:12 | スウェーデンのこと...

題に”テクニック”としている割に、実は観光者向けではないのでごめんなさい。
スウェーデンには日本と同じように、国鉄SJと私鉄のようなローカル電車が走ってます。
(時刻表は、SJならwww.sj.se SJも私鉄も含む全線はwww.tagplus.se)

私が普段利用しているのが、UL(Upplands lokaltrafik)というウップランド地方を走る電車。北はGävleに始まり、Tierp、私のいるTobo、スウェーデン第4の都市Uppsala、アーランダ空港駅を通り、南の終点はストックホルム郊外のUpplands Väsby。

この線のどの駅でも乗り降りできる20回使える回数カードが600kr(空港駅のみ特殊)。制限付だと500kr。つまり、始発から終点まで行っても1回25-30kr。来たばかりの時、何も知らずUppasalaからToboまで乗って70kr払ったからカードを使うと随分な差。

さて、ストックホルムへ電車で行くには二通りあり、一つはUppsalaまででて国鉄SJに乗り換えて行くというもの。結構、高い。もう一つが、UL線で終点Upplands Väsbyまで行き、そこでpendeltåg(SL線)という別のローカル線に乗換えストックホルムへ(Toboからで1時間半)。
後者の利点は、終点までUL線の回数カードで行くと得な点。それ以外に、SL線のチケットは20krと安く、また最初の刻印から1時間以内であればストックホルムについてから地下鉄に乗っても同じ切符(つまり無料)が使える点。

SJと私鉄が重なっている所など、旅行本ではSJしか紹介されていない場合もあるので別の行き方も調べてみるとおもしろいかも。

なぜこんな話になったかというと、土曜日にストックホルムに行ってきました。
慌てて出てきたので、薄手のジャケット一枚。マフラーも忘れてきてしまった。でも、最近暖かいので大丈夫。

ストックホルムの地下鉄駅は一つずつが個性的でとってもおもしろい。(写真は私が降りた駅)
今日は、市街地には行かずじまい。南の郊外までぬけ、Hasse Giile(9/15の記事の人)とその彼女、二人のニッケルハルパ・ワークショップがあり、知人の日本人に誘われて行ってきました。
中央駅の丸い吹き抜けで待ち合わせ。3年ぶりのストックホルム。吹き抜けって何のことだろう、分かるかなぁと少々不安に思いながら行ってみると入口、目の前。なぁんだ、簡単。豆乳カフェラテを買ってきて、hallon(ラズベリー)マフィンをほおばりながら待つことに。

意外にもワークショップではMedelpad地方の曲などを習う。Hasseの若かりし頃、海軍に所属していて神戸や横浜にも来たことがあるんだって!ここまでは前回あったときも聞いたけど、今日はその続き。とある事情で神戸で船に乗り遅れてしまいノルウェイ船にのっけてもらった話。ちゃーんと厳しい罰も受けたらしいけど、本人はゲラゲラ笑って何度も「のりおくれたんだよぉー!」を連発。楽しいおっちゃん。コルネットでジャズも弾き、ニューオーリンズにも毎年のように行ってます。
コメント
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