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↑鴨川市の行川海岸絶壁にある「お仙さん」の石碑
5月3日(土)の午前、鴨川市の安房小湊から誕生寺を経て行川アイランドの海岸にある「おせんころがし」を求めて歩いた。安房小湊から誕生寺裏の旧道は道路は狭いながら海岸線に沿った舗装され釣りのファンが沢山車で来ている。
「おせんころがし」は千葉県勝浦市の西端から鴨川市(旧天津小湊町)にまたがる約4kmの崖の通称である。旧国道が崖の中腹を通り、古くは交通の難所であったが現在は新国道128号線が整備され解消されている。
「おせんころがし」の由来は石碑にあるようにお仙さんの父の身代わりにこの断崖から投げ込まれれ犠牲になったことから来ている。しかも、その後にこの断崖で発生した「おせんころがし殺人事件」が「おせんころがし」を有名にさせている。
おせんころがし殺人事件は1952年(昭和27年)10月11日に千葉県小湊町(後の天津小湊町、現鴨川市)にある断崖、通称「おせんころがし」で起こった殺人事件である。母子3人が1人の男に強姦され殺害された。また、この事件の同一犯人の起こした合計8人の連続殺人事件の通称でもある。
「おせんころがし」のお仙さんの石碑は128号線の「おせんころがしトンネル」口の行川アイランド側から出て海岸の絶壁にひっそりと建っているが現場は悲話のような断崖である。
しかし、安房小湊から誕生寺を経た海岸に沿ったこの旧道は5-6km程度で、眼下に太平洋と綺麗な海岸線が目を楽しませてくれるお勧めのウォーキングコースである。
今回はお仙さんの石碑まで歩いたので次回は岸壁下のおせんころがしを行川アイランド方面へ歩いてみよう。
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↑今回もスタートは安房小湊(駅の近くで駐車した)
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↑国道128号線から誕生寺側へ右折(旧道)
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↑誕生寺の足湯(立ち寄らず先を急ぐ)
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↑日蓮が生まれた小湊の誕生寺
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↑誕生寺を過ぎて海側の山道を歩く(旧道)
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↑海に出る前のトンネル
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↑目の前に広がる綺麗な太平洋と眼下の海岸線
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↑おせんころがし前の旧道を行川アイランド方面へ
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↑国道128号線のおせんころがしトンネルに入り行川アイランド方面へ
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↑トンネルを越えて海側の道が「おせんころがし」
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↑海側へ進む
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↑これがおせんころがし「お仙さん」の石碑
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↑おせんころがしの由来
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↑これが悲劇を生んだおせんころがしの断崖絶壁
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