↑洲崎第2砲台跡(館山・坂田)
洲崎第2砲台跡は館山市坂田地区の山中の雑木林の中にあった。
洲崎第2砲台は昭和2年に30センチ榴弾砲4門が完成したが昭和13年、満州軍に出したので一端砲座は破棄されたが本土決戦のため再開され、12センチ速射カノン砲2門と10センチカノン砲4門があったという。
場所は坂田(ばんだ)のバス停を洲崎方面近くに2本の門柱があるところ。この中には土砂の採取場がありダンプが頻繁に出入りしている。この門柱は当時のものである。
砲台跡は門柱を入り右側の細い道に入って行く。但し、行き止まりになるので車では行かないこと。
場所が分からなかったので近くの畑仕事をしていた女性に尋ね、詳しく教えて貰った。
直ぐ先の右側に大きなコンクリート塊基部の家がある。これが弾薬庫跡であるが現在の民家はその塊を基部として利用され建てられている。
雑木林を先に進むと右側の雑木林の中に「洲崎第2砲台跡」が眠っていた。洲崎第1砲台跡が東京湾が一望できる山頂にあったが洲崎第2砲台跡は山中に近いところにあった。
砲台の先の雑木林は木々で通りにくかったが先に弾薬庫と思われるコンクリートの建物、トンネルが残っていた。特にトンネルの中はレンガは張ってあって60年以上前のものとは思えない。
これらは雑木林の中に密かに存在しており訪れる人はない。
↑坂田(ばんだ)のバス停を洲崎方面近くに2本の門柱
↑洲崎弾薬庫跡
↑雑木林になっている
↑雑木林の右側に洲崎第2砲台跡
↑弾薬庫らしき建物
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