素面で楽しむ、育児と仕事。

仕事と育児と家庭生活、
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スプーン 森達也

2006-07-05 | これ読んだ。
すっかり気付きませんでしたが、
森 達也
むかーし、



「スプーン 超能力者の日常と憂鬱」
飛鳥出版社

を読んでいました。
マスコミで一世風靡した“超能力者”といわれた青年たちを
追ったノンフィクション。
“超能力”を信じるうんぬんの議論からはずれ、
僕らはみんな生きている…感が爽快です。
森達也って人は、視点がなんというか女性的ですね。
ついてくるテーマはシビアなのに、
なんか間が抜けているというか
つきぬけているというか。
あれもあり、これもあり、それが現実。というようことでしょうか。

今は、角川文庫で「職業欄はエスパー」というタイトルで
出版されているようです。

ご臨終メディア

2006-07-05 | これ読んだ。
今日は北朝鮮がミサイル発射したので、
朝からテレビが嬉々として
臨時ニュースを流している。
w杯も日本が負けて話題がしめりがちなだけに、
テレビも政府もになんだかうれしそうです。

ということで、
随分前に読んだのですが、面白かった新書2冊。
セットで読むのがおすすめです。

「ご臨終メディアー質問しないマスコミと一人で考えない日本人」
集英社新書/森達也 ・森巣 博
「ナショナリズムの克服」
集英社新書/姜尚中・森巣 博

どちらも森巣氏との対談形式。
森巣博という人を、実は全然知らなかったのですが、
おそらくは姜尚中氏や森達也氏だけでは
小難しくなりかねないテーマを
うまく茶化しながら(時に下品に)話を広げているので、
新書として非常に読みやすい(っていうか私好み)。
対談自体を
森巣氏がしきっているのか、編集者がすすめているのかわからないですが、
個性的な話者を相手に重すぎず軽快で何でもありな展開が好きです。


歴史学者のだんなは、ちょっと眉をひそめていたが。
でも姜尚中先生の足下にも及んでないからねー。
ははは。


「ご臨終メディア」の方は、
アマゾンのレビューがなかなかヒステリックな感じでちょっとびっくり。
でも、ナショナリズム本はいろいろ出ていますが、
マスメディアの功罪に関しては、
新聞や本では書きにくいのかな?
あまりつっこんだ本がない中で、
私としては、よくぞという部分もありました。

ナショナリズムに関しては、
香山リカさんも注目しているようで
何冊か本でていますね。
((正直、昔の本はちょっとほんとぜんっぜん面白くなかったですが))
最近は精力的に著作も増えて、内容らしいかんじですね。
「<雅子さま>はあなたと一緒に泣いている」が面白かった。
発行禁止にならなくてよかったよかった。


ジャーナリストでもあった
大学時代の恩師・高須正朗先生のマスメディア論は、
その講義内容もほとんど覚えていないけれど、
私たちの青臭い馬鹿話を肴に
美味しそうにウイスキーのロックをすする
先生の後ろ姿を思い出すたびに
自分のあまちゃんな生き方を問われているようで
首の後ろがスースーする。


先生がこんな世の中を知ったらどう思うだろう。
うーん、すみません、先生。

久しぶりの企画書

2006-07-04 | 仕事してます。

あああ””””
もう全然仕事が出来なくなっている~~。
マーケティング用語が全然出てこない。


久しぶりに企画書書いてます。


プランナーだったのに、
最近はもう全然企画書かいてまへん。
フリーになる時に、
肩書きを何にするか迷いましたが、
当時は不況真っ盛りだったので、
たぶん、企画を外注されることもないだろうと言うことで、
フリーライターと勝手に名刺に入れました。
フリーなんてそんなものですが、
まあ、体力さえあれば何とかなるものです。
しかし、今は体力も時間も、
取材しまくるエンドレスの仕事時間も望めません。

でも、子供にご飯つくる時間があるのは、
ちょっとうれしい。