あわただしい年末年始から
正月明けの仕事も一段落し、
天気はいいけど
空気の冷たいウイークエンドの朝。
宿題がんばったごほうびに
娘たちと
クッキーづくりに励みます。
レシピは、
次女の保育園の給食予定表の裏。
今日は、ロッククッキー。
ほんとは、スプーンで種をおとすのだけど、
子どもたちは粘土の要領で
丸めて形を作って、レーズンやアーモンドで顔をつくってました。
出来上がりは
小麦粉とバターの味たっぷりで、砂糖控えめの素朴な味。
保育園の栄養士S先生のレシピは
シンプルで簡単。
時々活用させてもらっています。
子どもが生まれる前に
先輩ママからの話で
ぜひ我が子も保育園にしたいって思ったのは、
朝、保育園に行くと
お出汁のいーいにおいがただよってくるんだよ、
って聞いたから。
保育園の食事は
だし汁もカレーのルーも洋風スープも
全部素材から作るのだそうです。
次女の園の栄養士の先生は、
年配の元気なベテラン先生で
(たぶん園長先生より上?)
お昼もおやつもいつも美味しそうなのですが、
絶対美味しいんだろうな
と思うのは、、、、
そう「給食予定表」にあるのだ!
うちの給食表は、先生手書きの絵入りなんですね!えっへん!
しかも、
鮭とカレイとさばと秋刀魚を描き分けるS先生の画力、
ただものではありません。
栄養士さんがこんだてをつくり
実際につくるのは調理士の方々ですが、
最近は、保育園や小学校で
この調理士の部分を民間委託にする動きがあります。
コスト削減が目的のようですが、
「食育」とかおおげさに広報活動している割に
そこでコスト削減ですか…と少々、いやかなり悲しくなります。
保育園でも食育活動はさかんで、
S先生は教室に直接ホットプレートを持ち込んで
子どもたちが育てた
ピーマンをクレープにしたり、
苦手な子が多いキノコを
いろんな種類を用意して
ソテーにして、バイキング形式で食べさせてもらったりと
本当に親として頭が上がりません。
おかげでうちの娘たちも
ほうれんそうのおひたしも
野菜たっぷりの味噌汁も
平気で食べられるようになりました。
もう
「S先生とその仲間たち(調理職員の方々)」万歳!
って感じです。
給食が美味しいのは
素材やレシピだけじゃなく、
保育士と栄養士と調理士の先生方のコンビネーションの良さが
あるからだと思います。
愛情たっぷりで美味しいのは
家庭の味も給食も同じだと思うのですが…。