梅雨入りの朝
幸いにも雨はおりてこず、
急いで学校に向かう娘。
マンションの上から
ゆれるランドセルを見るのが
今、楽しみの1つ。
(こっそり見ないと娘は怒る)
家の前の公園で
待ち合わせするのは、
同じクラスの男の子と
隣のクラスの女の子。
今日はちょっぴり早起きで
おにぎり2つにパンも食べて
うれしそうに駆け出したのに、
公園から走って戻り
マンションの下でうつむいている。
忘れ物かと降りて見ると
涙が1つ2つ
「なんか怖いの、こうえん」
水たまりの公園には
いつも通りかかるはずの小学生たちの姿もなく
べんちにちらほらおじさんやらサラリーマンやら
むしむしするどんより空の下で
いつもと違った空気に
思わずたじろく娘の姿に
なんだか、懐かしいものを
感じてしまいました。
いそいで4階まで一段飛びで駆け上がり
スエットをジーパンに履き替え
朝の公園まで娘の手をひいて。
もし
過去にいけたら、
ものすごーく弱虫だった自分に
こうやって寄り添ってあげたいなあと
思いつつ。
気づけばすぐに友が来て
あっという間に母は用無し。
振り返ることもなく立ち去る長女たちに
徒労感にくれる母でした。
まあでも
君がそんな風に
大声で男の子と冗談いいながら
学校に行けるなんて
思ってもみなかったよ
母は。
幸いにも雨はおりてこず、
急いで学校に向かう娘。
マンションの上から
ゆれるランドセルを見るのが
今、楽しみの1つ。
(こっそり見ないと娘は怒る)
家の前の公園で
待ち合わせするのは、
同じクラスの男の子と
隣のクラスの女の子。
今日はちょっぴり早起きで
おにぎり2つにパンも食べて
うれしそうに駆け出したのに、
公園から走って戻り
マンションの下でうつむいている。
忘れ物かと降りて見ると
涙が1つ2つ
「なんか怖いの、こうえん」
水たまりの公園には
いつも通りかかるはずの小学生たちの姿もなく
べんちにちらほらおじさんやらサラリーマンやら
むしむしするどんより空の下で
いつもと違った空気に
思わずたじろく娘の姿に
なんだか、懐かしいものを
感じてしまいました。
いそいで4階まで一段飛びで駆け上がり
スエットをジーパンに履き替え
朝の公園まで娘の手をひいて。
もし
過去にいけたら、
ものすごーく弱虫だった自分に
こうやって寄り添ってあげたいなあと
思いつつ。
気づけばすぐに友が来て
あっという間に母は用無し。
振り返ることもなく立ち去る長女たちに
徒労感にくれる母でした。
まあでも
君がそんな風に
大声で男の子と冗談いいながら
学校に行けるなんて
思ってもみなかったよ
母は。