昨日は、あの東日本大震災から5年を迎えた
5年前と同じ金曜日だった
自宅のリビングのソファの下にホコリにまみれた新聞がある
震災の翌日3月12日からの朝日新聞
残してある新聞は12日から31日までの20日間
12日の新聞は、
大震災で津波被害を大きく伝える内容でもとても薄い新聞だった
13日の新聞は、
福島第一原発の水素爆発の1面の記事に不安を感じた
あの爆発の瞬間のライブ映像をテレビで観た記憶がある
なぜ取り置いたのかは、
あの今までに経験した事のない大震災を忘れないため
人間というのは、震災直後は警戒心から備えに対する意識が強いが、
時間が経過して警戒心が薄れてくると意識が弱くなるらしい
大地震・大津波・原発事故
この大きな出来事はこの先滅多にない…
いや、あってほしくない
この3つの出来事にはいろいろな思いがある…
地震
あの激しく横に揺れたのはもちろん初めての経験だった
ビルが倒壊するのでは?と思ったほどの揺れだった
直下型ではなかったのが唯一の救いか?
津波
最初は地震の揺れに気が動転していたので津波の事は頭にはなかった
初めて見る津波の物凄さに言葉もなく行ったことのある土地の被害を見るのはショッキングだった
直接的な津波被害には遭遇してはいないがいろいろな面での教訓を養えた
原発事故
まさかこの日本で原発事故が起こるなどと想像もしていなかった
原発が爆発した何日かに外出したが被曝していないか心配になった
原爆と原発がこの日本にこんなにも大きな影響を与えると誰が想像したか?
この日本では核は平和利用でも必要が無いと思う
いろいろと考えさせられた5年であった
また、阪神・淡路大震災の経験を生かされた被災地もあったと聞く
しかし、いつかは発生するであろう首都直下型地震や南海地震に備える必要がある
これらの経験や見たり聞いたりした事が、将来に起こりうる災害に役に立つはずだ
自然災害は避ける事は難しい
でも、どう乗り越えるかは出来ると思う