のんスケの‥行き当たりバッタリ!

ぐうたら人生を送ってきた私が、この歳になって感じる、喜び、幸せ、感動、時に怒りなどを、自由に書いていきたいと思います。

又々、アートシェア (昨日の「日曜美術館」から)

2020-08-24 15:32:39 | 日記

昨日(8月23日)の日曜美術館は、≪カラフル!多様性をめぐる冒険≫と題して、“アール・ブリュット”または“アウトサイ

ダーアート”と呼ばれる作品の展覧会の紹介をしていた。

そして番組では、“アール・ブリュット”に関心を寄せておられる3名の方が、展覧会を訪れられたときの映像も、同時に紹介

していた。

 

まず初めの来訪者は、タレントの<りゅうちぇる>さん。

      

 

 

彼がまず初めに惹かれて近づかれたのは、<折り紙>ならぬ<折り葉>で折られた、数多くの動物たちだった。

     

 

 

 

     

                  渡邊義紘さんの<折り葉>の作品

 

 

     

                          象

 

                        

                                                

 

 

    

 

 

 

    

                       犬

 

 

                           

                                                  キリン

 

 

 

渡邊さんは、枯れ葉が落ちるころになると、近くの公園を訪れ、<折り葉>を折るのに具合のいい落ち葉を、拾い集め

られる。

ちなみに、<折り葉>に具合がいいのは、柔らかめの落ち葉だそうだ。

そして、持ち帰られた落ち葉は、渡邊さんの手によって、いろんな動物へと変身する。

    

 

 

                               

 

 

     

 

 

 

    

            「干支」を全部集めた作品…買い求める人もあるそう

 

 

 

 

次の表現者は、藤岡祐機さん。

彼は、そこらにある紙をハサミで、等間隔に細く細く切られ、それが巧まぬ作品になっていく。

         

 

 

 

    

 

 

                             

 

 

     

           藤岡さんの机…彼は毎日、就寝前に必ず紙を切られるそうだ。

 

 

 

 

次は、澤井玲衣子さんの抽象画?(写真がうまく撮れなくて作品数が少ないが、色彩がとっても綺麗!)

           

 

 

 

 

 

「りゅうちぇる」さんと同じように、この展覧会に強い関心を持って訪れられたのは、俳優の<奥貫 薫>さん。

そしてとりわけ彼女が心を惹かれたのが、井村ももかさんの、ボタンで飾られた色鮮やかな丸い作品。

    

 

 

  

 

 

   

 

 

                      

 

 

 

 

 

最後に紹介する、この展覧会の来訪者は、医師の<稲葉 俊郎>さん。

彼は、在宅医療にも積極的に取り組まれているそうだが、医師としても、芸術、とりわけ“アール・ブリュット”に、強い関心を

寄せられている。

そして彼が興味を持たれたのが、澤田 真一さんのイボイボのある焼物の作品だった。

    

 

 

 

    

 

 

 

            

 

 

 

  

 

 

                           

 

 

 

澤田さんはある時期から陶芸工房に通われ、自分独自の作品を創られるようになる。

一心に土を捏ね、イボイボを作り、それを作品に貼りつけていく。

   

 

 

  

 

 

              

 

 

                              

 

 

       

 

 

 

 

“アール・ブリュット”もしくは“アウトサイダーアート”は、自宅や作業所などで、自身の中に抑えがたく湧き上がる気持ち

を、誰のためでもなく、誰にも真似できない独自の方法で、表現した作品だ。

私は以前初めてその作品に接したとき、衝撃にも似た驚きと称賛の気持ちを感じた。

もちろん、中には、あまり好みでないモノや、理解できないモノもある。

今回も、私自身が共感できるモノを中心に、シェアさせていただいた。

 

 

 

 



 

 

 

同じ日の朝6時から放送された「目撃!にっぽん」≪コロナと新宿ゴールデン街≫も、心にズシンとくる番組だった。

コロナ感染が収まらないなか、私たちにはそのイライラを、誰か(又はどこかの地域)を悪者にして、何とか収めようとする

傾向がある。

この番組に出てこられた新宿ゴールデン街の方々の、真の優しさに接したとき、私は、このところの自分の狭さを痛切に

感じさせられ、恥じ入る気持ちだった。

新型コロナウィルスに、すべての日本人が連帯して打ち勝つのは、なかなか容易ではないだろうけど、その気持ちだけは

忘れてはならないと、強く思わせられる番組だった。

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

    

 

 

 

           

                         


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素朴な作品 (じゅん)
2020-08-24 20:31:57
 折り葉の作品なんて初めて見ましたが、素朴でいいですね。いろいろな材料がそれぞれの人たちによってアートに創造されるのですね。「コロナ」よ、早くいなくなって欲しい!!
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じゅんさんへ (のんスケ)
2020-08-25 21:22:27
 私も「折り葉」にはビックリしました。人間には誰にも光り輝く才能があるのだと改めて思いました。
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ブログの更新 (じゅん)
2020-09-25 06:03:31
ブログが一日も早く更新されるのを、お待ちしています!
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じゅんさんへ (のんスケ)
2020-10-08 15:26:31
 ありがとうございます!やっと更新できると思います。(今日か明日?)
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