15日の食事会のとき、「色がとってもキレイだから時間があったら観に行ったら!」と、Kさんから「歌川広重の展覧会」のチケットを
いただいた。
私は正直、江戸時代の浮世絵の中では、広重より葛飾北斎や歌川国芳などの方に、興味があった。
でもせっかく戴いたチケットなので、17日の最終日に観に行かせていただいた。
今回の展覧会は、<広重ビビッド>と銘打って、難波高島屋で行われている。
そして今回は、日本化薬KK会長で財界の重鎮として活躍した<原安三郎氏>(1884~1982)のコレクションの中から、
初刷りの色鮮やかさを保った名品の数々が展示されているのだそうだ。
原安三郎氏のことは今まで知らなかったが、彼は戦争中、軍部の強い要請にも屈せず、戦争用の火薬は一切作らなかった
のだそうだ。 (そのことだけでも、大いに私の気に入った!)
さて作品の方は、初刷りの色鮮やかさが失われていないと言われるだけあって、色がとても美しかった。
特に<広重ブルー>と称される藍色が、本当に綺麗だった。
今まで私は、広重のブルーが(赤も)こんなに美しいことに気付いてなかった。
これが今回の展覧会での、広重についての<新発見!>の第一だった。
もう一つの<新発見!>は、広重の版画の<構図の大胆さ>だった。
広重がこんなにも大胆で面白い構図で浮世絵を創った人だということを、今回の展覧会で私は初めて知ることができた。
(下手ながら)私が写真を撮るときにも、共通すると言うか、参考になりそうな構図だと思った。
次に、私が構図の面白さを感じた絵を、4枚。
初めはお付き合いで行った感じのあった今回の展覧会だったが、行ってホントにヨカッタ!
Kさん、本当にありがとうございました♡♡♡
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