今週の火曜日(26日)、高校時代からの友人・Mさんと、兵庫県立美術館で行われている≪堀文子展≫に行った。
堀文子さんの絵は以前から好きで、これまでにも何度か展覧会で観てきた。
でも今回の展覧会は、現在96歳の堀文子さんの、若い頃から現在に至る画業を網羅したものということで、ぜひ観たいと思った。
今回の展覧会では、彼女の初期の作品にも、初めて接することができた。
若い頃の彼女は、(若い時は誰でもそうであるように)「どんな絵をいかに描くべきか」に悩み、模索を続けられていたようだ。
その悩みや模索を現わしている絵は、(私などが言うのはおこがましいが)何だかとても愛おしく思えた。
その後世界各地に赴かれ、その土地の風土と、人々の暮らしや歴史から、多くのものを吸収され、絵の幅を広げられた。
そして、歳を重ねるにつれて、身近なモノの中に美しさを発見し、それを描かれるようになる。
そうして……、96歳の今も、現役の画家として、挑戦を続けられている。
今回の展覧会に行って、やっぱり良かった!
若い頃の彼女の模索をじかに感じることができたし、後年の「堀文子ワールド」を存分に楽しむこともできた。
私は満足して、Mさんと一緒に、美術館を後にした。
帰り道で見たビルと、阪急岩屋駅前の歩道の上の、水玉模様。
今回記念として買って帰った絵葉書・クリアファィル・画集の中から、私の好きな絵を何点か、載せさせていただきます。
(クリアファィル)
素敵な作品を沢山買われましたね~ ♪ 笑顔ののんスケさんが目に浮かびます。
絵描きさんには、ご高齢で活躍されてる方が多いですよね
kacoさんの「老いてもみずみずしい心」っていうのが、堀文子さんを表すのにピッタリの言葉ですね!
文子さんのように素敵な作品を創ることは私にはもちろんできないけれど、そんな気持ちだけでも持ち続けたい!と思いますが…さてどうでしょう?