私はクラシック音楽がとても好き!
と言っても、そんなに深い知識があるわけではなく、ただクラシック音楽を聴くのが好きだと言うだけのことだけれど。
偶にはコンサートにも行くけれど、コンサートは先立つモノが無いと駄目なので、日頃はテレビのクラシック番組を楽しみ
に見て(聴いて)いる。
私が現在見て(聴いて)いるクラシック番組は、BS3の≪クラシック倶楽部≫(朝5時から)とそれに続く≪名曲アルバム≫
(5分間)、毎週土曜日朝6時からの≪題名のない音楽会≫(朝日放送)と、NHK教育≪クラシック TV≫(毎週木・19時
より30分)くらいだ。
そのうち、≪名曲アルバム≫と≪題名のない音楽会≫と≪クラシックTV≫は、録画もしている。
朝5時からの≪クラシック倶楽部≫は、その時間、目が覚めている時だけ見る(聴く)ことにしている。
そんな私が最近見て(聴いて)心を動かされ、思わず写真を撮ったのが、幾つかある。
以下、日付順に、その写真を載せることにします。
<1月26日、クラシック倶楽部より>
フルート奏者のエマニュエル・パユさん。
彼はスイス出身のフルート奏者、現在ソリストとして、またベルリンフィルの首席フルート奏者として活躍しておられる。
私が彼のことを知ったのは、ずい分前の「題名のない音楽会」だったと思うけど、その時の彼の演奏は、私の度胆を
抜いた。
フルートと言うと、流れるような美しくも切ない音だけしか知らなかった私に、彼は、フルートにはもっとパワフルで切れ
のいい音もあることを、その演奏で教えてくださった。
それを聴いたときの私は、大袈裟に言うと、雷にでも打たれたような強い衝撃を受けたのを、今でもはっきり覚えている。
フルートという楽器の音の多彩さとそれぞれの音の美しさを、私は彼の演奏で知ったのだった。
この日の演奏は、伝統的な奏法の曲だったけれど、やっぱり、とても美しく感動的だった。
<2月2日 クラシック倶楽部より>
この日は、とっても美しいピアノの音がするなあ!と思いながら、目を覚ました。
この日は4時半ごろ目覚めてテレビをつけたけど、そのあと又ウトウトしてしまったらしい。
そして、彼女のピアノの音で、ハッキリと目覚めたのだ。
美しい方だけれど、どう見てもかなり高齢の方のようだ。
けれど、彼女のピアノの音は、実に力強くしかも美しかった。
私はすっかり目覚めて、それからは彼女の演奏に聴き入った。
そして、ネットで検索してみたら、やっぱりずっと活躍し続けておられる方だと分かった。
けれど、今、彼女の名まえがどうしても思い出せない。
検索の履歴から分かるだろうと、メモしておかなかったのが間違いのもと。
本当にごめんなさい! どなたか彼女のお名前を知っておられる方があったら、どうぞ知らせてくださいませ。
<2月2日の名曲アルバム>
この日は、チャイコフスキーの「炉辺にて」という、よく知られたとても美しい曲だった。
そして、その曲の演奏に合わせて流れる映像が、これ又とても美しかったので、写真に撮っておいた。
<2月7日 クラシック倶楽部より>
この日の奏者は、庄司紗矢香さん。 (但しこの演奏会は、2年くらい前に行われたもの)
彼女は、1999年の<パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール>で史上最年少で優勝され、ピアニストとして素晴らしい
スタートを切られた。
その後は名立たる指揮者・オーケストラとの共演を続けられ、世界的なヴァイオリニストとして活躍していかれた。
私も、2度ばかり彼女のコンサートには行っている。
(下は以前のコンサートの時の庄司さんの姿)
しかし、この日の彼女の姿を見て、私はドキッとした。
なぜなら、彼女は椅子に座って演奏しておられるのだ。
一体、彼女に何が起こったのだろう?
演奏そのものは以前とあまり変わりないようには思えるけど、やっぱりその姿には痛々しいものを感じた。
ネットで検索してみたけれど、最近椅子に座って演奏されていることは書かれているけど、その原因についてはハッキリ
したことは書かれていない。
何か病気でもあるのなら、できればその病が治りますように、治らないまでも少しでも良くなりますようにと、願わないで
はいられない。
<2月9日・10日 クラシック倶楽部より>
力強くも繊細なヴァイオリンの音色が、テレビから流れている。
あっ、この人は! と思ってテレビ画面を見ると、やっぱり紛れもなく、韓国の世界的ヴァイオリニスト、チョン・キョンファ
さんだ。
そしてピアノ奏者は、1990年のショパンコンクールで最優秀賞に輝いた、ケヴィン・ケナーさんだった。
二人がタッグを組まれたのは、ケナーさんがキョンファさんの熱烈なオファーを受けてのことだったそうだが、このデュ
オは、本当に最強だ!と私は思う。
ずい分前になるけれど、私は偶然このお二人のコンサートに行ったことがある。
(当時の友だちから、チケットが余っているから行かない?と誘われ行ったのだが、お二人の演奏が始まると同時に、
私はお二人に魔法にかけられたような気がした。)
そして今回、キョンファさんの弟さんが、これも世界的な指揮者である、チョン・ミョンフン氏であることが分かった。
私は、キョンファさんを知る前に、テレビでミョンフン氏の指揮を見たことがある。
ミョンフン氏の指揮は、音楽をご自分の体全体で感じとって、その体からその音楽の神髄を放たれている感じがして、
私は一度は彼の指揮を生で見てみたいと思ってきた。
その夢はまだ果たされていないが、コロナ禍も少しましになって、彼が大阪に来られることがあれば、絶対に行きたいと
思っている。
もちろん、キョンファさんとケナー氏のコンサートも。
(下は、チョン・ミョンフン氏が指揮される姿を、たまたま録画していたので、載せてみます。)
(先日のトラ、野球のタイガーズだよと孫に笑われました。)
そうそう、アンヌ・ケフェレックさんでした私もこの時初めて知ったピアニストでしたが、彼女、ご高齢だけど(と言っても、私よりは年下です)、とても美しくて、ピアノの音色も力強く美しかったのです。
わざわざ調べて教えてくださる方がおられるとは思ってもみませんでした。お世話をお掛けしました!そして感謝です