16日の朝、ちょっと散歩しようと外に出たときは、まだ雨は降ってはいなかった。
公園の方に向かっている途中で、細い雨が落ち始めた。
傘は念の為に持っていたので、そのまま公園に向かった。
公園に着いた頃には雨はやや本降りめいてきたが、傘をさしながら花を見るのには差し支えなかった。
却って、久し振りに雨でしっとりした花たちを見られて、なんだか嬉しかった。
以下、雨滴を浮かべた花たちの写真を、載せさせていただきます。
ちょっとピンク色が覗き始めた紫陽花の蕾にも雨粒が…
公園の遊び場には少し水溜りができ、水には周囲の木々が映っていた。
この日ばかりは、どの遊具にも、子どもの影は全く無かった。
まだガンバって枝にしがみ付いてる八重桜の一輪が、雨に降られながらじっと耐えているように見えた。
なんだか愛しく感じられる。
雨の中、ケヤキ並木の方にも足を伸ばした。
ケヤキの幹は雨を吸ってぐっしょりと濡れ、ケヤキ並木はしっとりと鎮もっていた。
ケヤキ並木を出て、市営住宅を回って帰途についた。
ここでも花たちは雨滴をまとい、コンクリートの道にも薄く水が溜まっていた。