<アート・アクアリウム展>の会場を出た私は、堂島川を隔ててすぐ向かいに、「国立国際美術館」があるを知った。
今、国立国際美術館では、<始皇帝と大兵馬俑展>が行われている。
ずい分前になるが、テレビ番組で、発掘された<兵馬俑>を見たとき、居並ぶ兵馬俑の膨大な姿に、圧倒されたのを覚えている。
しかも数えきれないほどの兵馬俑のどれ一つとして、同じものはないのだという。 一体一体が、皆異なっているのだそうだ。
現場で見ることができない私にとって、今回の<始皇帝と大兵馬俑展>は、見ておきたい展覧会の一つだった。
そこで、アート・アクアリウム展の後、私は堂島川を渡って、国立国際美術館に向かうことにした。
堂島川を渡ろうと橋に近づくと、橋のたもとに次のような説明書きがあって、美しい立派な松の木があった。
今は現代的なビルが林立するこの中之島界隈も、江戸時代には諸藩の蔵屋敷が建ち並んでいたのかと思うと、何か感慨深いもの
があった。
いよいよ橋を渡って、国立国際美術館に入る。
国立国際美術館の展示場は、地下にある。
エスカレーターで地下の展示場へ向かった。
展示場に入った私は、(壇蜜さんがナビゲーターをされている)音声ガイドを聞きながら、展示物を見て回った。
歴史に強くない私にとって、今回の音声ガイドはとっても有益だった。
展示物は、当時の装身具や武具などから始まり、兵馬俑の展示へと続いていく。
展示物はどれも当時の技術の高さを感じさせるもので、私は単純に「昔の人はスゴイなあ!」と感心した。
中には思わず写真を撮りたくなるものもあったが、もちろんそれはグッと我慢して、撮影を許された兵馬俑のレプリカだけ撮った。
<始皇帝と大兵馬俑展覧>を見終った私は、夕食をとるために「リーガ・ロイヤルホテル」に向かった。
ホテルのロビーの淡い緑の照明がキレイだったので、写真に撮っておいた。