毎年この時期に行われる、Mさんの声楽発表会。 今年は昨日(5月2日)だった。
「Mさんの」と書いたが、この声楽発表会は、(上の写真にあるように)素晴らしい声楽家にして指導者である≪小林正夫先生≫の
門下生たちの、年に一度の発表会なのだ。
Mさんは、私よりいくらか年上だが、小林先生の門下生として、今でも研鑽を積まれている。
そして他の門下生の方々の中には、プロ又はセミプロとして活躍されている方もおられる。
発表会はⅠ部・Ⅱ部・Ⅲ部で構成されていて、Mさんが歌われるのはⅠ部(2曲)とⅢ部(1曲)だった。
なので「1時過ぎには来てネ。」と言われていたのに、いつもの遅刻癖が出て、私が着いたときは、もうⅠ部の終わりを締めくくるア
ンサンブルが歌われていた。
なので、MさんのⅠ部の2曲は聴くことができなかった。(Mさん、本当にごめんなさい!)
発表者の中にはプロ若しくはセミプロとして活躍されている方がいらっしゃると前に書いたが、それらの方の情感を込めた堂々とし
た歌いっぷりは、やはり見事だった。
Mさんは、Ⅲ部では、歌劇「ワリー」より“さようなら、ふるさとの家よ”(カタラーニ作曲)を歌われた。
歌も作曲者も私は知らなかったが、聴くと、ソプラノの美しい曲だった。
しかも、超高音の部分もあり、なかなかの難曲だと思った。
でもMさんは、その曲を見事に歌い上げられた。
日頃から鍛錬されてる成果が発揮されて、Mさんもホッとされたことだろう。
聴いている私たちも、嬉しかった。
個人の全ての発表が終わり、最後は発表者全員で「ウィーン 我が夢の街」を歌われ、発表会はフィナーレを迎えた。
自分の発表を無事終えてフィナーレの曲を歌われる皆さんの顔は、充実感と喜びにあふれているような気がした。
Mさん、今年も素敵な歌声を、どうもありがとうございました♪
これからもどうか引き続き練習を重ねられ、来年もお元気で、美しい歌声を聴かせて下さいね!
(来年は、遅刻せずに行きます!)
声楽発表会が午後からだったので、昨日の朝は、いつものようにラジオ体操に行った。
公園では、一昨日まだ蕾が固いと書いた芍薬が、(たった一日しか経っていないのに)大分蕾をほどいていた。
自然の移り変わりの速さを、つくづく感じる。
公園の一隅で繁茂している蕗の、見事な斑点模様と、一昨日とはまた別の薔薇。
公園の片隅の母子の姿に、ホッと心が癒される。
何ということもない草や葉っぱにも、美しさを感じたりする。
最後は、(市営住宅のお庭の)白のミニ薔薇の囲まれた赤い薔薇と、生命力を感じさせるジャスミンの花と蕾。