2月初日の昨日は、大阪でも気温が上がった。(最高気温…15度)
お天気はそれ程良くなかったけれど、夜まで雨の心配も無さそう‥。
私は最近、ほとんど花を見ていない。
そこで、少しでも彩りを求めて、長居公園(植物園)に行ってみることにした。
でも長居植物園も、やはりまだ冬。
結果的に、期待したほどの華やかな花は、見られなかった。
植物園入り口の遊歩道の縁を彩る花たちも、今までのよりは随分淋しげだった。
植物園の入り口に比較的近い所に「自然史博物館」があるが、その前の広場には、いろんな形にデザインして花が植えられている。
初めは、この看板?から。
花を横に植え込んで造られたこの看板、一体どういう意味!?
頭の回転が遅い私は、しばらく考えてやっと、『ナガイ(長居)ハートマーク(Love)』だということが分かった。
これって、今までにも、あったのかしら?
多分あったんだろうけど、私が見落としていたんだろうな‥。
次は、同じ場所の、いろんな形にデザインされた花たち。
植物園の池の岸で、(今日は白鳥ではなく)白いサギが1羽、餌を探していた。
『ツバキ園』に向かった。
係りの方の話では、ツバキが咲いているとのことだったが、ツバキはチラホラ咲きで、沢山花を付けているのは(たぶん)山茶花だった。
次の2枚は、ツバキだと思うけど…。
山茶花の落花が、なかなか見事だった。
ツバキ園からいったん大池の畔に出ると、池は周囲の木々を映して、静かだった。
再び、森に入る。
空高く沢山の葉を繁らせ、異様なコブを付けた太い幹の大木が群生している場所に、行き当たった。
これって、何の木!?
1本の木にプレートが付けられていて、「ユーカリノキ」とあった。
ああ、これが、コアラくんの好きなユーカリなんや!
ユーカリの群生からちょっと行くと、竹林の手前の畑の新緑が、私の目にやさしくとび込んできた。
何が植えてあるんだろう?と、見ていると…
だって!
ということは、もう少ししたら、この辺りは、きれいな黄色の絨毯になるんだろうな…。
さらに路を進むと、蠟梅の芳しい香りが漂ってきた。
あんまり沢山はないけれど、10本以上の木が、ほぼ満開に咲いていた。
蠟梅の群落の次は、針葉樹の森。
針葉樹の垂直の幹と、地面に映った影とが、スッキリして、心地よかった。
長居植物園には、小規模ながら梅林がある。
でも紅梅も白梅も、まだホンのチラホラ咲きだった。
大池の(入り口の反対側の)畔に造られた花壇は、夏と比べると、やっぱり少し地味な感じだった。
再び大池の畔に立って水面を眺めていると、池に映ったモノトーンの木々の揺らめきが、なぜか私の心を惹きつけた。
大池をぐるりと廻って入り口(出口でもある)付近まで戻って来ると、水仙の群落に出会う。
大池の周りにも、水仙が植えられている。
大池では、夏に清らかな花を咲かせていた蓮が、今はすっかり枯れて、池の中に頭を垂らしている。
でも、その枯れ色と、蓮の枯れた茎が作る造形は、何故か私の心を惹きつける。
いつも大池で姿を見せる2羽の白鳥が、昨日は見えなかった。
帰る間際に、枯れた蓮の群落の向こうの橋の下に、やっとその小さな姿を見つけることができた。
最後に、この小さな白鳥と、水仙の群落の写真を再度載せて、今日のブログを終わります。
≪付記≫
花つながりで、先日Nさんから戴いた、色鮮やかなツバキの絵てがみを載せさせていただきます。
Nさん、いつも素敵な絵てがみ、本当にありがとうございます♪