さくらを追い続けて・・・

今年は、日本全国さくらを追い続けて
最後の最後で、どうやら追い抜いてしまったようで

秋田県の角館、青森県の弘前

いずれも、この寒さで桜のつぼみが
ジーっと固まってしまって微動だにせず！
仕方のないことですが、やっぱりショックです

期待して訪ねたのですが、開花直後といったところで、
お目当ての桜並木には出会えず、
ただただ、残念！の一言に尽きる旅でした

弘前の桜が「日本一」と呼ばれるゆえん、それは、

一般的に、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」といわれ、
桜の枝は切ってはいけないものとされてきました
ところが、りんご農家を営む者が多かった弘前の桜の管理人たちは、
ある時弱った桜の古木をりんごの木の剪定法を用いて
ばっさりと剪定してしまったのです
丸裸になってしまった桜でしたが、
翌年には樹勢を取り戻し、
より美しく花を咲かせて見事によみがえったんだそうです

以来、積極的に剪定を行い、
現在見られるようなボリュームのある桜となったそうです

咲いていない木々からもその立派なつぼみ（嫌味？）と
立派な枝ぶりや太い幹などが
咲いた時の映像を思い起こさせるようで
実に、惜しい！

追いかけても追いかけても、
手に入りそうで入らない
何年も、何年も、片思いのまま

だからこそ、東北の桜は永遠の憧れかもしれません

おそらく満開は、ゴールデンウィーク明けぐらいでしょうか

満開の桜を見られなかったのは残念でしたが、
せめて立派に咲いたその見事な桜風景を
全国に届けてくださいね！

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