銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

グリコのおまけ

2011年03月29日 | のほほん同志Aの日常

週末、下見で「グリコピア神戸」に行ってきました。
お菓子メーカー、グリコの見学工場です。

ある団体様から「今度の親睦旅行でグリコピアへ行きたい」と
お問合わせをいただいたのが、先週のこと。

実はこちらのグリコピア、私の実家のすぐ近く。
春風のなか自転車を走らせ、久々の再訪となりました。

お菓子の精のように可愛らしいコンパニオンさんに案内され、
工場をひと巡り。

いやぁ、仕事を忘れて楽しみました!

***** * ***** * ***** * *****

■発見

工場のコンベアーを流れるスパゲッティのような棒状のもの。
次のステップではザックザックとカットされ、見覚えのある形状に。

「これに味付けをしたら、プリッツになります」
「チョコをコーティングしたら、ポッキーになります」

なんと!
プリッツとポッキー、もとは同じでした。
…って、皆さんご存じでした?

■拍手

懐かしさに思わず声が出ました。
年代ごとにずらり並んだ
ミニチュアサイズのおもちゃの数々。
「グリコのおまけ」です。

なぜか自分の子供時代になじんだおまけ以上に、
さらに古い年代のものに懐かしさと愛着を覚えました。

十分にはものが無かっただろう時代に、
この繊細さ、愛くるしさ。
これが、どれほど子どもの心を掴んだことか。
グリコのおまけ、お見事です。

■納得

受付に、グリコ創業者・江崎利一氏の語録がありました。

「人のやらない面倒なことをやらんば、商売は成功せんよ」

そんな江崎氏の言葉につづいて、
次のような解説が添えられていました。

「面倒な仕事だとか、これは出来ないとか、簡単にあきらめず、
 工夫のなかに工夫を重ね粘り強く取り組むことだ。
 面倒の中にこそ、商売のチャンスが隠されている、という教え。
 
 おまけを付けたり、アーモンドを粒のまま入れたり、
 まさに面倒くささの権化である。」

なるほどなるほど。
深く納得。

***** * ***** * ***** * *****

以上で、楽しくてためになる工場見学が終了。

工場内のお土産屋さんには
昔のデザインの「ビスコ」や巨大ポッキーが並び、
こちらも楽しさいっぱい。

屋根はウェハース、ドアは板チョコで…。
ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家を夢想して
うっとりしていた子ども時分を思い出しました。

これがきっと、お菓子の魔力。

なかったら生きていけない、
というわけではないけれど
あると元気になれるもの。

それを生みだす、手間と工夫。

ん、それって旅づくりにも通じることでは?

…と、最後にはしっかり
「あぁ、これは仕事だった」と思い出して、
また自転車に乗りました。



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