銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

3年ぶりの大曲の花火でした

2022年09月02日 | のほほん同志Aの日常

その一日で、10年履いてきたごっつい山靴を、お払い箱にしました。
腕時計のベルトも、切れていました。

先週末の、秋田・大曲の花火の成果?です。

この夏の秋田にたがわず、この日も雨の予報でした。

晴れなくてもいいから、せめて降らないでほしい。
そう願いながら、まずは角館へ。
花火入り前の観光バスがずらりと並んでいます。



でも、予報は当たりますね。
ここからすでに、降りはじめました。

途中、あちこちで雨宿りしながら、なんとか小やみになるなか、
大曲の花火の会場、河川敷へ。



この一枚しかないのに…。ぼけてますが、なんとなく分かりますよね。

雨よ、降らないで。

打ち上げる花火師さんも、見あげる観客も、ここにいる誰しもの願いだったと思います。
でも、雨は降りつづけました。

雨と、そして湿った重い空気で、風がほとんどない状態。
動かない煙が、丹精込めた花火の光を遮ります。

観覧席の、前から3列目。
特等席で見ているのに、半分ちかくが煙で遮られている。
これまで十数年、見てきて、いちばん厳しい条件だったように思いました。

でも、それにも関わらず、みんな帰ろうともせず、じっと空を見あげていた。
そのことに、打たれました。

私も、当然のように、最後の一発が打ちあがるまでそうしていました。

あの日だけ、すかっと晴れて、見事な花火にため息をつく。
あぁ、素晴らしかったね、と何事もなかったように帰っていく。
そういうわけにはいかなかったのでしょう。

花火大会のことごとく中止になったこの2年あまり。
そして、「8月に入ってから太陽をほとんど見なかった」というこの夏の秋田。
そのなかで、祈るような思いで開催の準備を整えてくれた方々。

そこに、ほんの少し思いがいたったような気がしました。

その成果が、すっかりダメになった靴と、腕時計でした。











■銀のステッキ 芸術爆発祭り■

日程 9月7日(水) 

集合 阪急大阪梅田駅 9:45集合

内容 大阪中之島美術館 展覧会岡本太郎

   人気のフレンチ店のコース

金額 10,500円

皆さまのご参加をお待ちしております!

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旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-t.com
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