今どきの・・・を訂正します

「しまった」

お客様の顔色を見て
これは相当退屈されているな・・・
しかも雨も降りだしました

やっぱり、所詮学生のすること
学祭の延長でしかないのか

これが本音でした

関学生とコラボした宝塚地域活性活動
春から授業は始まり
夏：小浜宿
秋：西谷
そしてこの度・・・
最終章「ウィーン祭」
陰ながらお手伝いさせていただきました

口うるさく
外野席でやいやい言ってきた私ですが
最後ぐらいは、と現場に参加しました

これまで、思いれの強い、強すぎる
（甘いともいう）学生と、
あくまでもビジネスライクの私たちでは
かなりのギャップがあり
摩擦が生じることもたびたび

その都度、がなり声を上げてきた私です

「ばかばかしい」

そう何度思ったことでしょう
「学生の考えることなど・・・！」

そして迎えたウィーン祭
約30人ほどの学生が今回のイベントに携わっていました
　
もちろん「学祭」のノリは否めません
でも、でも
よくやりました
壇上でマイクを持つ学生も感極まる涙声
今日の日を感謝の言葉でつづっていました
それが彼らの本音でしょう

このイベントに賛同した銀ステツアーには
約20名の方がご参加下さいました

当日はあいにくのお天気で、しかも午前中は
正直、学生自己満足のおままごとにお付き合いしていただく
いえ
させてしまいました・・・これは大いに反省です

で、冒頭の言葉「しまった」になったのですが・・・

明けて今日、お客様からお電話
「今どきの若い人はってよくいうでしょう、
でも、こうして身近に若い人に触れて
しかも宝塚の地域活性に尽力注ぐ姿に
感動さえ覚えました。参加できて本当によかったです
ありがとう」

もう、とっくに私たちが
（はい、訂正します）
私がどこがで失くした
損得勘定なしの「一生懸命」

どうやらこれが一番お客様のハートをつかんだようです

完璧なお膳立て、スムーズな行程
そんなものより
ドン臭い、でも懸命な、かつ、あやういいいじらしさ

いじらしさ・・・今の私たちには勝ち目なし

半年にわたる学生とのかかわりの中で
改めて気づかされました

キャリアはそれ相当にあたりまえ
でも、いつまでも忘れてはいけない
DO　MY　BEST

結局、この半年の学生との日々は
彼らではなく
私たちにとって
学び多き貴重な日々であったということでしょう

学生諸君！
ありがとう、感謝です

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