銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

凍れる音楽

2010年08月01日 | Hの生きる喜び、それは
やっと、きました!
待ってました!

そうですよね。
今年こそ、ですよね。

今までの営業ノートの中で一番嬉しい1件です。

新規の電話営業で住所を教えていただき、
資料をお届けにあがった宝塚市内一軒のお宅。

しばらく音沙汰無しでしたが、
つい先日電話が鳴り、矢継ぎ早に

「詳しいことは会って話すから、
とにかく○○へ来て。
バス旅行の相談、人数は90名ほど、行き先は奈良!」

プツッ・・・

その時の私の心の中は・・・当然ニンマリ。

「奈良」と聞いては落ち着いていられません。

密かに夢見ていました。
奈良のプランを提案することを・・・
そして奈良へ御一行様をご案内することを・・・!

今年はご存知のように平城遷都1300年祭開催中。
しかし、世間の冷たい風当たりに
しょぼくれておりました。

それが、今回は幹事さんが奈良を熱望

奈良は京都と違って静かでええんや・・・
はい、はい。

今年行かんでいつ行くんや、なあ?
そうです、そうです。

よくよく話を聞いてみると、
平城遷都1300年メイン会場へ行きたい、というよりも
午後の行程の「薬師寺」に行ってゆっくり参拝したい、
と考えておられるようです。

薬師寺は何度行っても感動するわ
ええ寺や。壁画も立派やしなあ。
(玄奘三蔵院伽藍・大唐西域壁画、特別公開中)

そう言えば、現在ご案内している旅サロンの旅で
9月の「唐招提寺の讃仏観月会」のコースが売れ行き順調
ですが聞いてみますと、多くのお客様は、「唐招提寺」と並び、
午前の行程の「薬師寺」に行きたいとのこと。

故・平山郁夫氏が30年の月日を経て描いた
大唐西域壁画の特別公開に加え、
今秋から解体修理に入る、東塔の初層内陣特別公開!

なるほど、人々を惹きつけるだけの理由があります。

東塔は薬師寺で唯一、創建当初のものです。

当時、フェノロサはこの東塔を見て

「凍れる音楽」

と表現しました。

1000年以上にわたって人々を惹きつけてきた
祈りの証です


今年は、
今年こそは、
あなたとなら。


騒いでいるのは・・・

またしても私一人のようでした





▼ツアー報告「恐山大祭と下北半島」はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/entry-10586300396.html

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