気の向くままに、旅の様子を載せていきます。
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乾季は六ヶ月間。雨季になれば一面が湖に変貌するという。だから湿地といっても、乾季は砂漠。遠くにウシ科の「ニルガイ」というのが居ました。ウシといっても首が長いことから「ウマシカ」とも呼ばれているそうです。走る様は、まさに馬。その疾走ぶりは牛ではありませんでした。
「インドノロバ」小型で臆病なロバです。近寄っていくと走り去ってしまいます。1頭のオスとお母さん子供たちで群れを成しているという。
緑はどこにもありません。そして水も。この草が彼らロバの食料。葉っぱをプチッとつぶすと葉汁が出てきます。これで水の補給も兼ねるという。この過酷な環境に耐えうる進化を遂げてきたロバでしょうか。
どこまでも続く荒涼とした砂漠、塩の浮き出した大地を走ります。
7mも掘ると塩水が出てくるそうです。ポンプで水をくみ上げて、何日経過すれば製品として出荷できるのか聞き漏らしましたが、おじさんがレーキを引いていました。 こうした塩の製造は、イギリス統治時代から続いているといいます。
波打ち際の塩の塊が美しい。この水の塩味は如何に。
レーキのおじさんが塩を抱えて上がってきてくれました。こんな結晶体になるのでしょうか。美しい。
この塩に、インドの歴史の中で「ガンディー」さんが大きく関わってくるのです。このことは後日紹介します。
砂漠を抜けて湿地帯に入ってきました。
インドのビールのブランドにもなっているキングフィッシャー(カワセミ)を何とかとらえることができました。