「日本人の心のふるさと」とも紹介されるという。昭和31年(1956) に三つの村が合併して誕生した明日香村。三か村の中には「飛鳥村」もあったというのによくぞ「明日香村」と命名してくれた。 うれしい。なんと心地よい響きか。命名の経緯を知りたくなってしまう。今日は明日香村を巡り歩きます。すごいです。村の中を1日歩き回っても「心のふるさと」は手に余ってしまいます。
まずは高松塚古墳へ向かいます。
観光のお客さんが、修学旅行生がいてもよさそうなのにだあれもいません。私たちだけ。朝まだ早い時間だからか。
古墳はきれいに手入れされていました。
高松塚古墳は7世紀末から8世紀の初めころ造られた古墳。昭和47年発掘調査で、日本で初めて、石室内に描かれた壁画が発見された・・・などと書かれている。右の写真は、女子群像、発掘前の古墳(昭和46)、石室の全景そして解体作業の様子(平成19) が紹介されています。
壁画館はかっこいい、落ち着きのある素晴らしいつくり、古代を見せてくれる展示館らしい。そこは古墳の横、林の中だ。
館内は模写や写真撮影禁止。いただいたパンフが写真替わり。女子群像が表紙・・・国宝に指定されいっさい公開されませんので、石槨内部の模型と壁画の忠実な模写・模造を展示している。ごゆっくりご鑑賞ください・・・とおっしゃっている。こんな絵が描かれているよと展開図で示し、盗掘口まで書いてある。
ほぼ貸し切り状態だった見学を終えての帰り道。国営飛鳥歴史公園は、きれいに整備されていて気持ちいい。
駐車場でかっこいいナンバープレートを見つけた。奈良市の住人はいくら欲しくてもこれを着けることはできないのだ。