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屋久島その2(2022南西諸島no17)

2022-08-30 | 沖縄

 この赤い傘を持っているガイド嬢の後について、設定されているコースの中で一番短い30分コースの山歩きが始まります。このコースと50分コースは木道、石張歩道等で整備されていると説明している。しかし、80分から120分コースは登山道だから装備と体力にご注意くださいと案内されている。

 まずこの階段を上ったそこに「くぐり栂」先に行く皆さんがちょうどその木をくぐっているところです。

 

 

 川の名前は分かりませんが林泉橋を渡ります。ガイドさんがマスクをした口元にマイクを付けて案内しています。

 1か月に35日も雨が降るという屋久島、雨の多いことは承知のうえでしたが、今日の日も雨とは。山は毎日雲に覆われていると聞く。雨の中でなければ、ここの自然遺産は味わえないのかもしれない。とにかく山の中を歩くだけ。もちろん山中の写真しかありません。傘をさしての撮影ですから写真も思うに任せない。用意してきた杖を休憩所に忘れてきてよかった。傘と杖、両手がふさがってしまえば、写真撮影は大いに難儀したことでしょう。付け加えて報告すれば、杖は帰り道の休憩所でちゃんとひとりぼっちで待っていてくれました。

 

 大きな切り株の前にやってきた。そこに次の写真の説明書きがありました。

 「昔の屋久杉伐採」昔は神木とあがめられ誰一人として伐る者はいなかった。島出身の儒学者が森林資源の活用を図るため島津藩に献策し、1635年(寛永12)から本格的伐採が始まったという。今から数えれば387年も前のお話だ。巨木を倒し、長さ60㎝、幅10㎝位の薄板である平木 (屋根をふく材料) に加工して背負っておろしたと言われている。 などと説明している。

 屋久杉は樹脂を多く含んでいるため200~300年たった現在でも腐ることなく残っているといいます。苔むしたその倒木にどこからか飛んできた木の種が付きそこに新しい命が芽生える。この写真の中にも4個の芽吹きが見えています。これらの倒木のことを「土埋木(どまいぼく)」として説明しています。

 

 右に行けば「千年杉」その杉はどこを探してもその写真がありません。後ほど出会った案内板を見て、私たちはこの路をショートカットして千年杉には行かなかったことを知るのでした。

 随分下まで降りてこなければ、この杉に出逢うことができません。そうはいっても、どんな杉なのか知りたい。そこで検索してみたらいっぱい出てきました。便利な世の中です。その中の一枚をお借りしてここに貼りつけました。

 雨に濡れてつるつる光っているこの木「ヒメシャラ」あちこちで見かけました。

 ランド入り口から400m歩いた。まっすぐ行けば50、80、150、210分コースになる。私たちは30分コースのちょうど半分をなんと23分要している。やっぱりゆっくりゆっくりだったのです。

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