アマリロ到着(2012アメリカno27）

 

 

　 灌漑施設。スプリンクラーというのでしょうか。初めて目にしました。川に出会うことがないんですから水は地下水を？　この施設は綿花の畑でしたが、野菜でも作らなければこの施設はいらないかもしれない。

  昭和５８年（1983）アメリカの空を飛んだ時のことです。飛行機から眺めると砂漠の中に緑の丸い円があるんです。「なんだろう」大いに不思議がったものです。あとになれば「なあ～んだ」ということになるんですが、そのときの印象は鮮烈でした。灌水施設のあるところには緑があるということだったんです。

　 綿花畑。はっきりしませんが背後にずう～と灌漑施設が見えます。タイヤみたいなのがついていてこの畑の中を移動してくるんでしょう。見たかったね。散水風景を。でも、こんなに綿をつけてしまえば、もう水はいらないかも。

　 カウボーイハットのお兄さんの看板がいやでも目立つ 「ビック・テキシャン・ステーキ・レインチ」かなり有名なお店らしい。旅の荷をホテルに降ろして夕食はこのレストランにやってきます。　　　　　　　　　

　 面積が日本の２倍もあるというテキサス州を走ってきました。テキサスといえばカーボーイが連想されます。砦でのメキシコ軍との戦いを描いたジョン・ウェイン主演の映画「アラモ」は、ここテキサスが舞台。若かりし頃、ジョン・ウェイン大好き人間だった私を楽しませてくれた映画のひとつでした。ジョン・F・ケネディが暗殺されたのもテキサス州のダラス。ダルビッシュ有が活躍する大リーグの球団名は「テキサス・レンジャーズ」　テキサスといえば荒涼とした大地のイメージを持っていたのですが、ここまでの走りの中では、そんな風景に出会うことはありませんでした。