箱根駅伝往路5区、復路7区の小田原中継所はここ、かまぼこの鈴廣のお店だ。毎年お正月の2日と3日、5区の山登りに向かう走者そして翌日6区山から下ってきた走者が7区のランナーにたすきを渡す中継所、
毎年箱根駅伝のドラマが生まれる芦ノ湖まで登っていく登坂路。20.8kmを駆ける青春が楽しめるのです。選手にとっては楽しめるなんて言葉はないかも知れませんが。
国道1号線を芦ノ湖まで走ってからこの道を上ってきた。この辺をかっての東海道路が通っていたのか1号線旧道にある「甘酒茶屋」でひと休み。
「参勤交代諸大名休息処」看板は新しいものですが、やはりここには歴史があったことでしょう。
お店の中にこんな写真が飾られてた。東海道膝栗毛に書かれる東海道街道と言うことでしょう。道路にはニワトリが数羽、のどかな景色です。朽ちてしまいそうなお店の中には数人の人影が見える。この写真は大正時代のものだとの説明書きがありました。明治13年には国道1号線が開通したとのことですが、この街道を改修せずに別のルートを選んだらしい。でないとこの写真とのつじつまが合わない。
当時の旅人が1日10里 (1里は4km) を旅するというのに箱根路では8里しか歩けなかった・・・と書いている。そしてこの地には4軒の茶屋があったけれど明治13年 (1880) 国道1号の開通などから現在はこの地に1軒が残るのみとなっている・・・という、そのお店がこの「甘酒茶屋」だ。外国からのお客さんもいらっしゃった。これからは外国人がいっぱい訪ねる貴重な存在のお店になることでしょう。
お店の中は歴史ありでメニュー書きもなかなかよろしい。「今日は主人はいません」という女将さんのお話を聞きながら、ふきのとうのおつまみをつつきながら甘酒500円也をいただくのでした。
甘酒といえばアッチッチなんでしょうに、猫舌の私は冷たい甘酒を選択するのでした。
甘酒茶屋さんからこんなお守りをいただいた。
浅間神社の鳥居が見えてきた。これから箱根関所の見学になります。
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