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アルジェリア国境まで(2016モロッコno28)

2016-04-30 | アフリカ

 

 朝ご飯をいただいて、ウバリ砂丘を車中から眺めアルジェリアとの国境近くまで車を走らせるのでした。遠くにラクダの姿。これすべてヒトコブラクダ。現在地球上に野生のヒトコブはいないんですって。この地に食料はあるのでしょうか。そうだ、ラクダって飲まず食わずでも長いこと耐えられるんだっけ。 

 ところどころにこんなお家がある。ベルベル人の住居だという。彼らの住居がすべてこんな姿ではないでしょう。こんなお家は多分特異な存在だろうと私は思うのです。もちろん水も電気もない。こんな砂漠の中で、何を糧にして生活しているのだろう。 

 

 モロッコでは、2/3がアラブ人、1/3がベルベル人あるいはその混血がほとんどだという。住環境に恵まれていないだろうアトラス山脈の東、砂漠地域の住人の大半はベルベル人だそうだ。 

 ベルベル人のお家でランチタイム。彼らの家庭料理。その食事のおいしかったこと。あまりのおいしさに写真を撮るの忘れてしまった。この写真は運転手さんの食事風景。メルズーガからどんどん南下、もうこの辺まで来るとアルジェリアとの国境近くらしい。途中に、かってこの地を支配していたというフランス軍の基地が遠望できるのでした。

 

 

 砂漠のど真ん中、忽然とナツメヤシの茂る、こんなオアシスが現れます。水のあるところ緑ありなんです。 

  そして、その水は例の地下水路。このようにしてはるか彼方から導水されているのでしょう。これがいわゆるカナートと呼ばれる砂漠地帯などで見られる地下用水路だという。

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