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石見神楽 (2023山陰道no22)

2024-01-25 | 山陰

 夕食のあと周布鳶巣 (ふすとびのす) 神楽保存会の皆さんによる神楽を鑑賞しました。 石見神楽の起源は定かではないそうですが、平安末期から室町時代に形作られたようです。全国にその名が知られるようになったのは、昭和45年 (1970) 大阪万国博覧会への参加があってからとのことで、いまでは日本国内はもとより世界各地で上演されてているそうです。

 

 最初の演目がこちら。武勇の神 (八幡麻呂) が異国から飛来し人々を苦しめる悪魔王を退治するという物語。

 旅行社はおいくらでお願いしたのでしょうか。私たち9名のために演じていただけるのです。登場する演者はおふたり、武勇の神 (八幡麻呂) のひとり踊りからのスタートでした。 

 こちらが悪魔王。怖いお面だ。

 両者の戦いが始まります。

 弓矢を使って悪魔を仕留めんとする。

 もうお腹はいっぱい。食べ終えたテーブルはそのままに、こんな感じで鑑賞するのでした。

 須佐之男命(すさのおのみこと)が八つの頭の大蛇 (八岐大蛇)→ ヤマタノオロチに娘をさらわれている老夫婦に出会い末娘を救うため大蛇に酒を飲ませて退治するという物語。

 四頭の大蛇が現れた。奥の壁際にいる姫に襲いにかかります。

 後ろの方に助けてもらう白衣の姫がいる。須佐之男命もじじばばの姿は見えませんが、手前右にお酒の入った樽がある。

 須佐之男命(すさのおのみこと)が現れてお酒を飲ませている。手前は酔っ払ってしまう大蛇。右奥の赤い大蛇が酒樽をかぶっている。このあと次々に大蛇の命を取っていき、娘  (奇稲田姫) を助け出すんですが、その場面はなぜか写真に残っていません。そのときには私もその場面に興奮してしまってシャッターを忘れてしまったのかもしれない。

 老夫婦と奇稲田姫が助けてもらった須佐之男命(すさのおのみこと)にお礼を述べているところ。おじいちゃんは深々と頭を下げている。背を見せているのがおばあちゃん。姫の顔はセンスに隠されてしまった。

 討ち取られた大蛇から芝居を舞った演者が顔を出してご挨拶をいただいた。汗いっぱいの姿はやはり重労働。

 

 散々舞った後なのに再び大蛇に入ってのサービス。並んで記念撮影。摩訶不思議演者の姿はどこにも見えない。その大蛇はこんなに大きいんです。

 ああ楽しかった。出演した大蛇2頭は、もう袋に入れられていた。  国民宿舎千畳苑、部屋にバスルームはなかった。海を望めながらの入浴のはずですが、もう真っ暗な海を眺めながらの大浴場でした。

 

コメント
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