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イグアスの滝 その4(2006南米no14)

2020-08-30 | 南米

 滝の激しい叫び声が耳を突く。

   そこに巻き込まれそうな迫力。ゴオゴオッと体の芯まで揺らす轟音が響き渡り、周囲には水しぶきが飛び散ります。もし雨季に訪ねたらどんな水音が奏でられ、しぶきが雨となって降りかかるのでしょうか。

 黄色の背中が日系3世のガイド鍋山さん。

 フルメンバーの9名がそろいました。しばらく他のお客さんには滝の見学をお待ちいただくという悪い日本人がそこにいるのでした。

 左方の黒い点ふたつはレンズの汚れではありません。以前NHKの「ダーウィンが来た」で見たと記憶しているんですが、滝に突入していく「オオムジアマツバメ」外敵から身を守ることができるとかで滝をくぐった先の岩場に巣をつくり生活しているというのです。意識して撮影したのではありません。たまたま写っていただけのお話。

 

 下流方向を写しました。水煙でもやっていますが、昨日はこの流れをボートで走ってきたとは驚きだといいたい。

 ツバメの巣ピーピー鳴いていた。これもオオムジアマツバメか。観光客の足音の下、生活環境としては決して褒められたものではないでしょう。なぜ滝の中での生活にしなかったのでしょうか。

 甲羅干し中のワニもいた。

 密林の中、お帰りの時間も楽しい。

 イグアス空港で幕の内弁当。日本からの移民も多く、もう2世3世の時代でしょうが日本食には事欠かないでしょう。

 「はし」の持ち方、使い方を伝授しています。充実いっぱいのイグアスの滝観光の大団円を迎えるのでした。

 1983年(昭和58)ナイヤガラの滝をホテルから写しています。写真は経年劣化し、黄ばんでいて思わしくありませんが、左がアメリカ滝、奥がカナダ滝。どちらの滝を見に行ったのか忘れましたが、黒いゴム合羽を借りて「霧の乙女号」とやらでクルーズしたのは覚えている。

 こちらはビクトリアの滝。2004年(平成16)4月19日 飛行機から遥か遠くに山火事じゃないの、と見えるくらいの水煙が立ち昇っていた滝です。レンズに水滴いっぱい。

 近ずくと土砂降りの滝の雨。写真はありません。というより写すことができないのです。この滝を見つけたイギリス人のリヴィングストンの立像のあるあたりまでの撮影は難なくできたのですが、滝に近づいたらもういけません。この滝は乾季に来なければ「ああよかった」と観光に来た喜びの声を発することができないのでしょうか。


 というわけで3大瀑布の観光を達成できたわけですが、その旅の時節にもよるでしょうが、私にとっての世界一は「イグアスだ」と軍配を上げるのです。とにかく規模が違う。景観が違いすぎます。

コメント
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